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古釜布 : ミニ英和和英辞書
古釜布[ふるかまっぷ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
: [かま]
 【名詞】 1. iron pot 2. kettle 
: [ぬの]
 【名詞】 1. cloth 

古釜布 : ウィキペディア日本語版
古釜布[ふるかまっぷ]
古釜布(ふるかまっぷ)とは、千島列島南部(南千島)の国後島中部にある集落の日本語名である。ロシア語ではユジノクリリスク () と呼ばれている。
なお、本文中では、日本が主語になる文章では「古釜布」、ロシアが主語になる文章では「ユジノクリリスク」と使い分けている。

== 概要 ==

現在、ロシア連邦は国後島を含む千島列島全体を自国の極東連邦管区に属するサハリン州の一部として統治し、ユジノクリリスクを南クリル管区の中心地区、ユジノクリリスク町として扱っている。ロシア政府は2006年のユジノクリリスク町の人口を6081人と発表している〔http://dvor.jp/subekt.sakhalin.htm〕。現在の人口は、7,048人(2014年)。2010年の国勢調査によると人口は6,617人〔Численность населения Российской Федерации по городам, поселкам городского типа и районам на 1 января 2010 года 〕であった。
一方、1945年まで国後島を統治していた日本は、古釜布を北海道根室支庁国後郡泊村にある集落の一つとし、第二次世界大戦によりソビエト連邦(現在のロシア)に不法占領された日本の固有領土、「北方領土」(北方地域)の一部であるとして、現在でも領有権を主張している。
厳密に言うと、日本が指す「古釜布」とロシアが指す「ユジノクリリスク」は違う地点である。日本統治時代の古釜布は国後島の東海岸、太平洋に面した漁港であったが、1945年から統治を開始したソビエト連邦(ソ連、1991年からロシア)は日本人住民を追放した後、旧市街を見下ろす高台の上に新たな町を建設し、そこに移住した自国民を居住させた。ただし、日本もロシアも新旧の市街を合わせ、自らの呼称で呼んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「古釜布」の詳細全文を読む




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