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旧制台北高等学校(きゅうせいたいほくこうとうがっこう)は、1922年(大正11年)3月31日〔『高等学校・専門学校・大学予科入学試験問題詳解:附・入学試験要項競争率一覧 昭和11年度』(欧文社 昭和11年)の『昭和十一年上級学校生徒募集要項』p 16の『台北高等学校』には、「創立 大正十一年三月三十一日」と記載されている。〕、当時日本の支配下にあった台湾において設立された7年制の官立旧制高等学校。略称は「台高」(「湾高」とも)。 == 概要 == *台湾総督府所管学校として設立され、外地では初の高等学校であった。 *尋常科および高等科(文科・理科)が設置され、7年制であった。 *1935年度(昭和10年度)ごろの入学試験では、大体6割程度の得点率で入学できると言われていた〔『高等学校・専門学校・大学予科入学試験問題詳解:附・入学試験要項競争率一覧 昭和11年度』(欧文社 昭和11年)の『昭和十一年上級学校生徒募集要項』p 16の『台北高等学校』には、「注意事項 大体得点6割以上あれば入れる。」と記載されている。〕。 *卒業生の2割近くは台湾人で、その多くは理科乙類(医学部進学課程)に入学した。 *東京帝大・京都帝大など内地の大学への進学者が多く、地元の台北帝大への進学者が少なかったために同大は予科を設置することになったとされる。 *第二次世界大戦後、中華民国に接収され廃校。校地・校舎は現在の国立台湾師範大学に継承された。 *卒業生により同窓会「蕉葉会」(しょうようかい)が組織されている。 *台湾師範大学の図書館に、当時の資料を集めた「台北高等学校資料室」が置かれている。 *講堂などの建物は台北市指定の古蹟として保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台北高等学校 (旧制)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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