|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 台 : [だい] 1. (n,n-suf) (1) stand 2. rack 3. table 4. (2) support 5. (3) belt 6. (4) counter for machines, incl. vehicles ・ 台湾 : [たいわん] 【名詞】 1. Taiwan ・ 湾 : [わん] 1. (n,n-suf) bay 2. gulf 3. inlet ・ 総 : [そう] 1. (n,pref) whole 2. all 3. general 4. gross ・ 総督 : [そうとく] 1. (n,vs) governor-general ・ 総督府 : [そうとくふ] (n) government-general ・ 鉄 : [てつ] 【名詞】 1. iron ・ 鉄道 : [てつどう] 【名詞】 1. railroad ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type ・ 蒸気 : [じょうき] 【名詞】 1. steam 2. vapour 3. vapor ・ 蒸気機関 : [じょうききかん] (n) steam engine ・ 蒸気機関車 : [じょうききかんしゃ] (n) steam locomotive ・ 気 : [げ, き] 1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of ・ 機 : [き, はた] (n) loom ・ 機関 : [きかん] 【名詞】 1. (1) mechanism 2. facility 3. engine 4. (2) agency 5. organisation 6. institution 7. organ ・ 機関車 : [きかんしゃ] 【名詞】 1. locomotive 2. engine ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
50形は、日本統治時代の台湾総督府鉄道が導入し、太平洋戦争後は台湾鉄路管理局が使用した、飽和式のタンク式蒸気機関車である。台湾鉄路管理局ではCK50型と称し、14両が製造された。 == 概要 == 1905年(明治38年)から北部線の輸送力増強用に汽車製造で製造された、車軸配置2-6-2(1C1)の51t級タンク機関車である。製造の状況は次のとおりである。 * 1905年度(2両) * 50, 51(製造番号23, 24) * 1907年度(2両) * 52, 53(製造番号42, 43) * 1908年度(2両) * 54, 55(製造番号57, 58) * 1912年度(8両) * 56 - 63(製造番号91 - 98) 1905年製の2両(50, 51)は、当初運転台の背部に水槽が設けられておらず炭庫のみで、1907年(明治40年)以降製は水槽が設けられていたため、52形と形式が区分されていたが、1934年(昭和9年)に後部を拡大して炭庫と一体型の水槽を増設し、運転台周りも52形と同じに改造したため、52形も一括して(新)50形とされた。1937年(昭和12年)の称号規程改正の際には、C35形(番号不変)と改称された。 原設計は、鉄道作業局神戸工場製のB7形(後の鉄道院3150形)で、その図面が汽車製造に渡り、一部をアレンジして台湾向けに製造したものと思われる。最初の2両に背部水槽が設けられなかったのは、重量軽減に配慮したものであろう。 1909年(明治42年)頃は、台北、苗栗、台中に配置され、1922年(大正11年)頃には基隆に8両、嘉義に6両であったが、400形や500形によって置き換えられ、1935年頃には基隆、台北、高雄で入換用とされていた。本線用だった頃は電気式の前照灯を設けていたが、1932年(昭和7年)に入換専用になった際に取り外された。 使い易さもあって、全車が太平洋戦争後まで残り、台湾鉄路管理局に引き継がれてCK50型(CK51 - CK64)となっている。 現在は、高雄市の県立文化センターにCK58が静態保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台湾総督府鉄道50形蒸気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|