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兵衛府(ひょうえふ)とは、律令制における官司。左兵衛府と右兵衛府の二つが存在する。長は兵衛督 (左兵衛督・右兵衛督)である。(左右)近衛府、(左右)衛門府とあわせて「六衛府」と呼ばれる。和訓にて「つはもののとねりのつかさ」と呼ぶ。唐名は武衛。 == 変遷 == 兵衛とは、天皇やその家族の近侍・護衛のために国造の子弟から選抜された舎人の機能を強化・拡充する形で天武天皇時代に成立したと言われている。大宝律令成立後に左右に分立した。養老律令において内部官職名の変更が行われた。藤原仲麻呂政権下の天平宝字2年(758年)に虎賁衛(こほんえい)と改称したが、6年後の仲麻呂の没落とともに旧に復された。後に地方において国造・郡司層が没落すると、新設の近衛府に主力の座を奪われて規模も縮小されることになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「兵衛府」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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