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各務原市(かかみがはらし)は、岐阜県南部の市である。 濃尾平野の北部に位置し、中山道の宿場町(鵜沼宿)として栄え、近年は自衛隊岐阜基地などに関連する工業都市として、また岐阜市や名古屋市のベッドタウンとして発展を遂げた。 市内には岐阜大学跡地に造られた「各務原市民公園」をはじめとする多数の大規模な公園緑地があり、「パークシティ=公園都市」を目指すことを市のまちづくりの政策として掲げ、2005年に「緑の都市賞」内閣総理大臣賞を受賞している。 ==地理== 北部から東部にかけて山地が広がり、南部を木曽川が流れ、愛知県との県境となっている。市の大部分には各務原台地が広がり、極めて水はけの良い土壌であるため稲作には不向きで、鵜沼宿などの宿場町や街道沿いに街があったほかは、明治期までは大部分が原野であった。名鉄の六軒、二十軒という駅名や、溜め池の苧ヶ瀬池は当時の名残である。明治以降は、このような広大な原野と水はけの良すぎる土壌を生かす形で、軍事基地や演習場、かつては岐阜大学の農学部と工学部がおかれ、機械や紡績の工場、少ない水で成長する人参などの生産が主な産業となった。山地は古生代~中生代のチャートが主体で、堅いチャートが浸食されずに残ったもので、山地が空中写真で“>”という形に褶曲していることが確認できる。鵜沼地域の木曽川の岸からは、ジュラ紀の放散虫が豊富に出土し、“Unuma”と命名された放散虫もあるほどである。 *河川:木曽川、境川、新境川、大安寺川 *用水:羽島用水、各務用水 *湖沼:苧ヶ瀬池(おがせいけ) *山:権現山、伊木山、三井山、各務山、各務原アルプス(金毘羅山、迫間山、向山、権現山などのある山並みの通称) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「各務原市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kakamigahara, Gifu 」があります。 スポンサード リンク
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