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各台計数システム(かくだいけいすうシステム)とは、パチンコ店においてパチンコ・パチスロ台一台ずつに出玉の計測を行うユニットを設置して出玉を管理するシステムのこと。一般にはパーソナルシステムの名称で知られているが、「パーソナルシステム」はマースエンジニアリングの商品名であるため、他社では一般名称である「各台計数システム」の名称を使っている。 == 概要 == 従来のパチンコ店では、大当たり等で出た出玉は一旦玉箱に入れ、遊技終了時にはその玉箱を計数器(ジェットカウンター)まで運んでパチンコ玉を投入することで出玉を計測していた。しかし、パチンコ玉の入った玉箱は重量があり人手が必要となるほか、大当たり時には玉箱の交換が必要となることが多く、店員の労力は大きい(実際、パチンコ店の店員には玉箱の運搬で腰を痛める者も少なくない〔週間アミューズメントジャパン記事(2010年9月6日(月)) - 玉越ライブラリ〕〔P-ZONE女神店様 - マースエンジニアリング〕)。このほか、運搬中の玉こぼれ、玉箱をうっかりひっくり返してしまうなどの要因でせっかくの出玉を無駄にしてしまうトラブルもしばしば発生する。 また出玉の入った玉箱は、よく店側の出玉アピールのために店内の通路に置かれるが、これは通路を狭くし通行人の歩行の妨げとなるため、防災上の観点からもしばしば問題とされている。実際2009年7月に発生した大阪此花区パチンコ店放火殺人事件では、店内の通路に置かれた玉箱が避難時の障害となった可能性が指摘されており、今後防災面から店内の通路に玉箱を積む行為が規制される可能性も浮上している〔ぱちんこ業界 モラルを求めて - ネタは手補給・手回収・2009年8月12日〕。 これらの問題を解決する一つの手法として生まれたのが、パチンコ台一台ごとにジェットカウンターを取り付け、その場で出玉数を計測する、すなわち「各台計数」を行うシステムである。 実際に使われるシステムとしては、単に各台にジェットカウンターを取り付けるのみならず、その情報を記録したICカード・サイクルコイン等の発行や、一旦計数された出玉を再び遊技のために払い出す機能などを持つ必要があるため、一般的には重複する機能の多いCR機用のカードユニット等と統合したシステムとして販売される。上位機種になると貯玉管理機能等も持っていることが多い。 ただ、以下の「デメリット」の項目にあるように、客側から見て店全体でどの程度の出玉が出ているのかが分からないことから却って客足が遠のいたため、店舗によっては1円パチンコのコーナーのみ各台計数システムを残し、4円パチンコのコーナーのみ元の玉箱と計数器のシステムに戻したケースも多く見受けられる〔谷村ひとし著「誰がパチンコをダメにしたのか?」p.101(ワニブックス|PLUS|新書)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「各台計数システム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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