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吉備氏[きびうじ]
吉備氏(きびうじ)は、「吉備」を氏の名とする氏族。古代日本の吉備国(岡山県)の豪族である。
== 概説 == 吉備氏は主として5世紀に繁栄し、吉備を筑紫・出雲・ヤマトと並ぶ古代の有力地方国家に発展させることに貢献した。ヤマトの豪族たちと同盟し、日本列島の統一と発展に寄与した。吉備国内の造山古墳(全国第4位)・作山古墳(全国第9位)などの巨大前方後円墳は、その首長の墓として往時の勢力の大きさを今に伝えている。しかし、列島統一過程で「中央」となったヤマト政権の中央集権策によって、『日本書紀』の記述によれば雄略朝期に吉備前津屋(さきつや)、吉備田狭(たさ)、吉備稚姫を母とする星川稚宮皇子など数度にわたる「反乱鎮圧」の名目で勢力を削がれた。また、8世紀の史料によれば、出雲国や近江国や紀伊国や大和国にも吉備部など「吉備」を冠する地名が西日本の広範囲に存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉備氏」の詳細全文を読む
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