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吉岡 平(よしおか ひとし、1960年7月16日 - )は日本の小説家。岡山県笠岡市出身。 == 来歴、人物 == 岡山県立笠岡高等学校卒業、早稲田大学第二文学部中退。早稲田大学漫画研究会出身。在学中より編集プロダクションのスタジオ・ハードで学生バイト、フリーライター〔1982年 秋田書店刊 月刊マイアニメ11月号 別冊付録 アニメ資料館『魔境伝説アクロバンチ』等を担当した。〕を経験し、そこでの縁により1984年劇場版『コータローまかりとおる!』のノベライズ『小説版コータローまかりとおる!』で作家デビュー。その後、X文庫にて『ターミネーター』『スパルタンX』などの映画ノベライズを執筆。 しばしば作中の台詞ないし地の文で軍事・写真・特撮・アニメなどに関する蘊蓄を披瀝する〔ただ、それらの薀蓄は必ずしも正しいものとは限らず、『突入! 痛戦車小隊』の後書きで展開した陸上自衛隊のTK-X(新戦車)に関する発言は、ほぼ全てが事実誤認に基くものとされる。〕。また、『超時空要塞マクロス』のリン・ミンメイから取った林明美名義でアイドル評論も手がける。さまざまな分野の作品を発表し多作家であると同時に執筆が迅速であることでも有名で、一時は毎月新刊を出すことから「月刊吉岡」と呼ばれていた。 「北海の堕天使」「凍てる波涛」など、少数ながら架空戦記も手がけており、徳間書店の『奇想艦隊』では、架空戦記界の大艦巨砲主義者と称して横山信義と戦艦をテーマに対談を行っている。また、横山信義の作品『八八艦隊物語』においては、高速雷撃艇「瀑竜」の名付け親にもなっている(『八八艦隊物語』第5巻後書きより) 吉岡は史実において活躍の機会を得ずに終わった兵器を偏愛し、特に「俺が好きになってやらなきゃ誰も好きにならない」ようなマイナー兵器・欠陥兵器(ボールトンポール デファイアント が代表例)ほどその傾向が強い。『宇宙一の無責任男』シリーズでは「信濃」という宇宙戦艦を登場させた〔当作品に登場する艦艇の名前は大日本帝国海軍を始めとする各国海軍の命名法を踏襲しつつ、実際には建造されたことのない艦名を主に使用している。〕ことに関して、後書きで「建造されなかったようなもんですからねえ」などと語った。代表作となった『宇宙一の無責任男』シリーズはアニメ化もされ、『無責任艦長タイラー』となって朝日新聞出版とエンターブレインから再刊行されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉岡平」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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