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吉村 昭(よしむら あきら、1927年(昭和2年)5月1日 - 2006年(平成18年)7月31日)は、日本の小説家。 東京・日暮里生まれ〔吉村昭 〕。学習院大学中退〔。1966年『星への旅』で太宰治賞を受賞〔。同年発表の『戦艦武蔵』で記録文学に新境地を拓き、同作品や『関東大震災』などにより、1973年菊池寛賞を受賞〔。現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表〔。日本芸術院会員。小説家津村節子の夫。 ==経歴== ===生い立ち=== 東京府北豊島郡日暮里町大字谷中本(現在の東京都荒川区東日暮里)に生まれる。父吉村隆策、母きよじの八男〔川西政明『吉村昭』、25頁(河出書房新社、2008年)〕。 父は、百貨店や寝具店への卸売や、鉱山などに納入するふとん綿を製造する工場と綿糸紡績の工場の経営をしていた〔吉村昭『私の文学漂流』、8頁(ちくま文庫、2009年)〕。昭が生まれたとき、吉村家の事業は順調に推移していた〔川西政明『吉村昭』、33頁(河出書房新社、2008年)〕。家は平屋建てで物干台がついていた〔。住み込みの工員もいて、母は大家族の料理をあつらえた〔川西政明『吉村昭』、34頁(河出書房新社、2008年)〕。 吉村家には文学的な雰囲気はなかったが、兄たちの中では三番目の兄英雄が、昭が中学校に入る頃から小説に興味をいだいたらしく芥川賞、直木賞受賞作の単行本などを買って読むようになった〔吉村昭『私の文学漂流』、9頁(ちくま文庫、2009年)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉村昭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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