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【名詞】 1. (gen) (Buddh) goddess =========================== ・ 吉祥 : [きっしょう] 【名詞】 1. lucky omen 2. happy 3. auspicious ・ 吉祥天 : [きっしょうてん] 【名詞】 1. (gen) (Buddh) goddess ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky
吉祥天(きっしょうてん、、音写:摩訶室利など)は、仏教の守護神である天部の1つ。もとヒンドゥー教の女神であるラクシュミー(,)が仏教に取り入れられたもの。ヒンドゥー教ではヴィシュヌ神の妃とされ、また愛神カーマの母とされる。 。また妹に黒闇天がいる。 毘沙門天の脇待として善膩師童子と共に祀られる事もある。 早くより帝釈天や大自在天などと共に仏教に取り入れられた。後には一般に弁才天と混同されることが多くなった。 北方・毘沙門天の居所を住所とする。不空訳の密教経典『大吉祥天女十二契一百八名無垢大乗経』では、未来には成仏して吉祥摩尼宝生如来(きちじょうまにほうしょうにょらい)になると説かれる。 吉祥とは繁栄・幸運を意味し幸福・美・富を顕す神とされ、密教においては功徳天ともいわれている。また、美女の代名詞として尊敬を集め、金光明経から前科に対する謝罪の念(吉祥悔過・きちじょうけか)や五穀豊穣でも崇拝されている。 天河大弁財天社の創建に関わった天武天皇は天河の上空での天女=吉祥天の舞いを吉祥のしるしととらえ、役行者とともに、伊勢神宮内宮に祀られる女神([天照坐皇大御神荒御魂瀬織津姫)を天の安河の日輪弁財天として祀った。この時、吉祥天が五回振袖を振ったのが、五節の舞として、現在にいたるまで、宮中の慶事の度に催されている。 今では七福神で唯一の女神は弁才天(弁財天)であるが、当初の紅一点は吉祥天であったとも言われる。同じく金運等の福徳の女神としては、主に貴族から崇拝されていた吉祥天よりも、庶民を主とする万人から崇拝されていた弁才天が一般的であったためであろうと思われる。 日本においては、神社でも信仰の対象としているところもある。 吉祥院天満宮の吉祥院に菅原清公卿、菅原是善公、伝教大師、孔子と共に祀られる。菅原道真公の幼名の一つは吉祥丸であった。道真の祖父清公の遣唐使霊験譚以降菅原家は代々吉祥天信仰になったという。 ファイル:Jyoruriji Kissyoten Srii.jpg|浄瑠璃寺 吉祥天立像 重要文化財 ファイル:Goddess of Fortune (Japan).jpg|吉祥天図(薬師寺蔵) ファイル:Bonji5.jpg|吉祥天を表す梵字 == 関連項目 == * 仏の一覧 * 毘沙門天 * 弁財天 * 瀬織津姫 * 天武天皇 * 吉祥院天満宮 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉祥天」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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