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吉見町町内巡回バス(よしみまちちょうないじゅんかいバス)は、埼玉県比企郡吉見町が運行するコミュニティバス路線である。 現在、町内・町外コースが設定され、運行は平成エンタープライズに委託している。なお、他の市町村におけるコミュニティバスと異なり、「循環バス」ではなく『巡回バス』と表記している。これは、もともと現在のコース設定になる以前は、町内のみ及び、町民を対象とした福祉目的の運行・利用を主とする性格が強かったためである〔広報よしみ 平成14年12月号 吉見町役場総務課発行 平成14年12月1日〕。なお、本稿タイトルには、バス正面にも記載されている、正式な名称として「吉見町町内巡回バス」と記したが、実際には町外への路線も開設されたことから、「吉見町巡回バス」として記載する。 == 概要 == 吉見町内には鉄道がなく、公共交通機関も民間のバス路線に限られており、以前からバス路線の拡充が求められていた〔広報よしみ 平成4年8月号 吉見町役場総務課発行 平成4年8月1日〕〔広報よしみ 平成14年12月号 吉見町役場総務課発行 平成14年12月1日〕〔広報よしみ 平成15年1月号 吉見町役場総務課発行 平成15年1月1日〕。町内を走る民間事業者のバス路線は2008年(平成20年)時点で川越観光バスが運行する東松山駅〜鴻巣免許センター線と、東武バスウエストが運行する川越駅〜鴻巣免許センター線及び、川越駅〜新荒子線のみとなっている。 以前は東武バスによって、東松山駅から北向地蔵、向山(現在の吉見町日向山団地が該当する)を経由し鴻巣駅へ向かう路線や、吉見町北部の中曽根地区と東松山を結ぶ東松山駅〜上中曽根線、さらには東松山駅から吉見町の南部地域である大串地区を経由し、大宮駅まで運行されていた時代もあったが、前述の3路線はいずれもすでに廃止されており、廃止された地域はもとより、加えてもともとから公共交通機関に恵まれなかった地域など、交通空白地帯における公共交通路線の確保が課題になっていた。 吉見町内でのコミュニティバス構想は、30年近く前から構想が続けられたものの、様々な事情から実現しなかった。しかし、吉見町は一時期、埼玉県内で2番目の人口増加率を記録した時代があるほど〔吉見町町勢概要 吉見町役場総務課発行〕ベッドタウンとして成長したにもかかわらず、民間バス会社によるバス路線は限られていたことから、移動手段はもっぱら自家用車か自転車、徒歩に頼らざるを得ない状況であった。 こうしたことから、幾度となく町民の間からもコミュニティバスの運行を求める声が相次ぎ〔広報よしみ 平成14年12月号 吉見町役場総務課発行 平成14年12月1日〕〔広報よしみ 平成15年1月号 吉見町役場総務課発行 平成15年1月1日〕、2001年(平成13年)頃から計画に着手し、2002年(平成14年)12月に運行を開始した。運行開始当時は実験段階ということもあり、町内のみの路線系統で、それまでの荒川荘送迎バスルートをもとに〔広報よしみ 平成14年12月号 吉見町役場総務課発行 平成14年12月1日〕〔広報よしみ 平成15年1月号 吉見町役場総務課発行 平成15年1月1日〕、吉見町中央公民館を始発着地とするルートで、無料で運行した。 2006年(平成18年)4月からは、コースの再編および「利用者の公平負担」の観点から有料化された。〔広報よしみ 平成18年4月号 吉見町役場総務課発行 平成18年4月1日〕〔『町内巡回バスについてのお知らせ』~運行路線が4月2日から変更になります!~ 吉見町役場政策財政課発行 平成18年2月27日〕同時に、町内のみのコースであったものを、町外へ運行するルートも設定され、現在に至る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉見町町内巡回バス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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