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吉野大峯ケーブル自動車 : ミニ英和和英辞書
吉野大峯ケーブル自動車[よしのおおみねけーぶるじどうしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [みね]
 【名詞】 1. peak 2. ridge
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
自動 : [じどう]
  1. (adj-na,n) automatic 2. self-motion 
自動車 : [じどうしゃ]
 【名詞】 1. automobile 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

吉野大峯ケーブル自動車 : ウィキペディア日本語版
吉野大峯ケーブル自動車[よしのおおみねけーぶるじどうしゃ]

吉野大峯ケーブル自動車株式会社(よしのおおみねケーブルじどうしゃ)は、奈良県吉野郡吉野町近鉄吉野駅至近の吉野千本口から吉野山までのロープウェイと吉野山内の路線バスを運行する会社である。
ケーブルと称するが運営しているのはロープウェイで、その近鉄特急風の搬器(ゴンドラ)の塗装や前面デザインからは近鉄グループかと思わせるが、実際には地元資本の独立事業者であり近鉄との資本関係はない。ただしゴンドラは近鉄グループの近畿車輛で製造されている。なおゴンドラの塗装は2013年に桜を模した白を主体とした新塗装に改められた(近鉄26000系「さくらライナー」の塗装に近い)。また、現存するロープウェイ路線としては最古である。
2012年には、日本機械学会から、日本の機械技術史上貴重な設備・施設を今日まで保全してきた功績を認められ、日本の機械遺産第52号に認定をされている。
また、2014年7月からは、旅行業第2種を取得し、海外の観光客を中心にツアーを展開する旅行社を「吉野・旅ともツアーズ」として設立している。
会社名は当初は吉野から大峯山までの長大な路線を計画していたことによるが、その計画は第1期のロープウェイ開通直後に世界を襲った世界恐慌のために立ち消えとなった。
== 沿革 ==

*1927年(昭和2年)
 *1月25日 逓信省(現在の総務省)より索道敷設認可〔齋藤達男『日本近代の架空索道』コロナ社、1985年、290頁〕。
 *12月 吉野山架空ケーブル株式会社設立(資本金10万円)〔『日本全国諸会社役員録. 第36回(昭和3年)』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕
*1929年(昭和4年)3月12日 千本口 - 吉野山間のロープウェイを開業。建設費は12万円。当初は20人乗りの搬器で片道15銭。
*1934年度(昭和9年) 大峯登山自動車へ社名変更〔『日本全国諸会社役員録. 第42回(昭和9年) 』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕
*1935年度(昭和10年)吉野大峯ケーブル自動車へ社名変更〔『日本全国諸会社役員録. 第43回(昭和10年)』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「吉野大峯ケーブル自動車」の詳細全文を読む




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