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吉野ロープウェイ(よしのロープウェイ)は、吉野大峯ケーブル自動車が運営する索道(ロープウェイ)である。現存する日本最古の索道路線でもある。正式名称は吉野山旅客索道で、吉野山ロープウェイともいう。 == 概要 == 近鉄吉野線の前身である吉野鉄道が吉野駅までを開業させた翌年、内田政男と地元の有志が1929年(昭和4年)3月12日に千本口 - 吉野山間を開通させた。 搬器や鋼索などは更新されているが、支柱は1928年(昭和3年)に建築されたものをそのまま使用している。その方式もRA型ロックドレールロープ式と、今となっては懐古的なものが更新されずに残っている。戦時中に不要不急線として金属供出の対象となり廃止撤去された旅客索道は多いが、吉野山に住む住民用であるとともに、如意輪寺にある後醍醐天皇塔尾陵参拝の足でもあったことが、休廃止の対象を免れ架設当時の施設をそのまま残す要因となった〔『奈良県の近代化遺産 —奈良県近代化遺産総合調査報告書—』 奈良県教育委員会、平成26年3月、119頁。〕。 「当時のわが国の材料力学、金属材料技術の優秀さを示す証といえる」ことから日本機械学会により2012年度の機械遺産に認定された〔機械遺産にウォシュレット選定 学会、新たに5件 - 47NEWS、共同通信、2012年7月23日。〕〔2012年度機械遺産を認定致します - 日本機械学会、2012年7月24日閲覧。〕。 なお、吉野山の住民の足でもあるため、定期乗車券が販売される。ただし運行時間は短い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉野ロープウェイ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yoshino Ropeway 」があります。 スポンサード リンク
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