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同人マーク : ミニ英和和英辞書
同人マーク[どうじんまーく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [どう]
 【名詞】 1. the same 2. the said 3. ibid. 
同人 : [どうにん, どうじん]
 【名詞】 1. literary group (coterie) 2. same person 3. said person 4. clique 5. fraternity 6. kindred spirits 7. comrade 8. colleague
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

同人マーク : ウィキペディア日本語版
同人マーク[どうじんまーく]

同人マーク(どうじんマーク)は、原作者が自身の作品に付して、その作品の二次創作による同人誌の作成と、同人誌即売会での無断配布を有償・無償問わず許可する〔ただしデジタルデータは除く〕意思をあらかじめ表明するためのマーク〔ITmedia、2013、「2次創作同人認める「同人マーク」デザイン案、講談社公認で募集」『ITmediaニュース』2013年07月18日12時17分、(2013年8月18日取得、http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/18/news057.html )。〕。
日本におけるクリエイティブ・コモンズの活動母体であるコモンスフィアによって公開されたライセンスであるが、元作品の全部または一部をそのまま複製(デッドコピー)する形での配布は認めず、二次創作のみ許容する点がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスと異なる〔R25編集部、2013、「二次利用には「同人マーク」」『web R25』2013年7月23日7時00分、Yahoo! Japan、(2013年8月18日取得、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130723-00000002-rnijugo-sci )。〕〔岡田有花、2013、「赤松健さん流「TPP対策」・2次創作向け新ライセンス提案、次回作は「エロ同人・アニメ化フリー」に?」『ITmediaニュース』2012年12月13日13時30分、(2013年8月18日取得、http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/13/news055.html )。〕。
==経緯==

同人マークが考案された発端は、環太平洋戦略的経済連携協定 (TPP) 交渉で著作権侵害が非親告罪化される可能性について言及された〔BLOGOS編集部(2011)、吉川(2011)、衆議院(2012)、参議院(2012)など。〕ことにある。現行の著作権法では、著作権侵害は権利者(漫画家、出版社など)による告訴を必要とする親告罪となっている(ファンなどによる代理で告訴することはできない)。
これが非親告罪化となった場合、第三者による告発がなされた場合など(たとえ権利者が黙認したいケースでも)訴訟に発展するなどの弊害が推測されており、これを回避するべく漫画家赤松健が発案したものである〔岡田有花、2013、「「警察の萎縮効果狙う」 赤松健さん、2次創作同人守るための「黙認」ライセンス提案」『ITmediaニュース』2013年03月28日16時20分、(2013年8月18日取得、http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/28/news093.html )。〕〔江端智一、2013、「同人誌を売るコミケを守ることが、なぜ日本の国益と世界平和につながるのか?」『Business Journal』2013年8月18日7時59分、サイゾー、(2013年8月18日取得、http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130818-00010002-biz_bj-nb )。〕〔発案者が赤松氏である旨は、増田(2013)参照。〕。
2013年8月、赤松は『週刊少年マガジン』(39号)から新連載の自作『UQ HOLDER!』にて、本マークを自ら試用・表示し、同作をライセンス許諾した。
同年10月、マガジンと同じ講談社の他誌(月刊アフタヌーン)で連載する『シドニアの騎士』(弐瓶勉)単行本第11巻のオビにおいて赤松以外の著作物では初めて同人マークが付けられた〔弐瓶勉『シドニアの騎士』に「同人OK」マークが付きました! - 、アフタヌーン公式サイト「モアイ」、2013年10月23日8時45分、(2013年10月25日取得、http://afternoon.moae.jp/news/553 )。なお、同人マークの有効範囲は『シドニアの騎士』第1巻に遡って全巻で適用される。〕。
またマッグガーデンが発行する『キミと死体とボクの解答』(ヨゲンメ)単行本第2巻(2013年12月10日)から同人マークが付けられるなど、講談社以外の作品にも広まりを見せている〔《告知》 - 作者のツイート〕一方、漫画以外の媒体アニメライトノベルなど)で許諾された事例は長く確認されていなかったが、2014年8月5日DeNAが公開したニュースアプリハッカドール』の公式サイト でも同人マークが表示されるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「同人マーク」の詳細全文を読む




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