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(n) isotope =========================== ・ 同 : [どう] 【名詞】 1. the same 2. the said 3. ibid. ・ 同位 : [どうい] 【名詞】 1. the same rank 2. the same digit ・ 同位体 : [どういたい] (n) isotope ・ 位 : [くらい] 1. (n,n-adv,suf,vs) grade 2. rank 3. court order 4. dignity 5. nobility 6. situation 7. throne 8. crown 9. occupying a position 10. about 1 1. almost 12. as 13. rather 14. at least 15. enough to 1
同位体(どういたい、;アイソトープ)とは、同一原子番号を持つ〔すなわち同じ元素である。〕ものの中性子数(質量数 A - 原子番号 Z)が異なる核種の関係を言う〔この場合、同位元素とも呼ばれる。〕。歴史的な事情により核種の概念そのものとして用いられる場合も多い。 同位体は、放射能を持つ放射性同位体(radioisotope)とそうではない安定同位体(stable isotope)の二種類に分類される〔放射性同位体は時間とともに放射性崩壊を起こすが、安定同位体は自然界で一定の割合をもって安定に存在する。〕 == 概要 == 同位体の表記は、核種の表記と同様に、元素名に続けて質量数を示すか、元素記号の左肩に質量を付記し、例えば炭素14あるいは 14C のように表す。ただし水素の同位体に限り、固有の記号で表される核種もある。重水素 (2H Deuterium) は D または d、三重水素 (3H Tritium) は Tである。例として重水の化学式は D2O と表す。 同一元素の同位体においては、電子状態が同じであるため化学的性質は同等である。しかし質量数は異なるため、結合、あるいは解離反応の速度などに微小な差があらわれる(速度論的同位体効果参照)。特に質量が2倍差、3倍差となる水素の同位体では、軽水と重水のように顕著な物性の違いとなる。また、核スピンの値や、中性子吸収断面積など、原子核の性質は同位体核種ごとに異なる。 同位体を製造する方法としては、核合成により直接合成する方法と、同位体分離と言われる同位体を天然中の物質から分離する方法とがある。kg単位以上の同位体を製造する場合は同位体分離で行われる。 同位体分離は、同位体の蒸気圧などの微小な物性差や質量差を利用して行われる。同位体分離には、蒸留分離、拡散分離、遠心分離、レーザー分離といった方法がある。水素は最も大きく速度論的同位体効果が現れる為に重水素を濃縮する場合は、水の電気分解の速度差が利用されている。安定同位体においては、ホウ素10〔ステラケミファ、事業紹介、高純度薬品事業、6.原子力関連、10B濃縮ホウフッ化カリウム 、2012年4月11日閲覧〕、酸素18〔水-18O製造、JST 、2012年4月11日閲覧。〕〔大陽日酸 SI事業部、安定同位体試薬/酸素安定同位体 、2012年4月11日閲覧。〕が日本国内で製造されている。また、ウランを核燃料として使うにあたり、核分裂しやすいウラン235の濃度を高めるウラン濃縮が行われるが、これも同位体分離である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同位体」の詳細全文を読む
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