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『同時代としてのアメリカ』(どうじだいとしてのアメリカ)は、村上春樹の文明批評および文芸評論。 中央公論社から刊行されていた文芸誌『海』(1981年7月号~1982年7月号、全6回)に掲載された。現在に至るまで単行本にも『村上春樹全作品 1979~1989』(講談社)にも収録されていない。 == 第1回 疲弊の中の恐怖――スティフン・キング == 『海』1981年7月号掲載。 * 本稿発表の時点でスティーブン・キングは6冊の長編と1冊の短編集を出版していたが、邦訳が出ていたのは『キャリー』、『呪われた町』、『シャイニング』の3冊のみであった。 * 村上はキングの小説に一種の同時代的感覚、同世代感覚を覚えると述べている。「『緊迫』の中で青春を送ったスティフン・キングという名の一人の六〇年代の子供(シックスティーズ・キッド)が『七〇年代の疲弊』を恐怖という限定された形でしか突き破れなかった暗さが僕にはひしひしと感じられるのだ」〔『海』1981年7月号、228頁。〕 * 村上が最初にスティーブン・キングに言及したのは『ハッピーエンド通信』1980年3月号においてである。同号に「アメリカン・ホラーの代表選手-ステファン・キングを読む」という書評を寄稿している。また1985年には「スティーヴン・キングの絶望と愛――良質の恐怖表現」という評論を書いている〔『モダンホラーとU.S.A.――スティーヴン・キングの研究読本』北宋社、1985年6月所収。〕。同評論は現在、『村上春樹 雑文集』(新潮社、2011年1月)で読むことができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同時代としてのアメリカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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