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【名詞】 1. homonym 2. homophone =========================== ・ 同 : [どう] 【名詞】 1. the same 2. the said 3. ibid. ・ 同音 : [どうおん] 【名詞】 1. the same sound 2. one voice ・ 同音異義 : [どうおんいぎ] (n) having the same pronunciation but bearing different meanings ・ 同音異義語 : [どうおんいぎご] 【名詞】 1. homonym 2. homophone ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note ・ 異 : [い] (pref) different ・ 異義 : [いぎ] (n) different meaning ・ 義 : [ぎ] 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor ・ 語 : [ご] 1. (n,n-suf) language 2. word
同音異義語(どうおんいぎご)とは、発音は同じだが、互いに区別される語。 == 具体例 == 日本語においては、漢語の中に頻繁に見ることが出来る。 *いどう(移動、異同、異動など) *かんし(監視、看視、環視、冠詞、諫止、漢詩など) *きかん(期間、機関、器官、気管、帰還、基幹、季刊など) *こうしょう(交渉、高尚、公証、考証、口承、鉱床、厚相、哄笑、工廠など多数) *こうせい(更生、校正、恒星、更正、構成、公正、攻勢、後世、抗生など多数) *さんか(参加、賛歌、酸化、傘下、惨禍など) *しこう(嗜好、思考、志向、至高、歯垢など) *しょうせい(小生、招請、焼成、鐘声、笑声など) *しんせい(申請、新生、親政、神聖、心性、真正、新星など) *せいか(製菓、成果、盛夏、生家、聖歌、生花、正貨、聖火など) など、数え上げればきりがない。へんざい(偏在、遍在)、れいぐう(礼遇、冷遇)、きょうえん(競演、協演)、ばいしゅん(売春、買春)などのようにほぼ正反対の意味の言葉が同音になる場合、おしょくじけん(汚職事件、お食事券)、おきもの(置き物、御着物)のようにそれだけでは同音でも異義語でもないのに丁寧語にした瞬間に変わるものもある。 中国語には、中古漢語は約3500個音であるし、現代北京語には約1200個音あり、広東語には約1800個音がある。その結果、中国語を表す文字である漢字を日本語に導入した事で、音に違いは無くとも意味を区別出来るさまざまな表記の組み合わせが生まれた。中国語においては発音が異なる漢字に対し、日本語においては同じ発音を割り当てざるを得ない事例が頻発し、同音異義語の数も莫大なものになった。「私立」を「わたくしりつ」と読み、「市立」を「いちりつ」と読むなど、混同を避けるためにあえて口頭では本来とは違う読み方をして区別することがある。 朝鮮語では、開音節と閉音節が存在するので、日本語よりは同音異義語が少ないが、日本語と同じく声調の区別は無く、また無声音と有声音の対立がなく、母音の長短は表記されないので、やはり漢語には同音異義語は多い。例えば(コムサ:検査・検事)、(トクチャ:独自・読者)、(シロプ:実業・失業)のように日本語ならば区別できるものもある。このため一般に普及しているハングル専用表記では同音異義がしばしば問題となり、文脈からの判断が難しい場合は漢字が併記される場合がある。 ちなみに日本語において最も同音異義語が多いとされる熟語は「こうしょう」であり、『スーパー大辞林3.0』では48語が該当する(交渉・考証・工匠・高尚・鉱床・口承・厚相・哄笑・公称・工廠・公証・公娼・校章など)。『広辞苑』第6版には50もの仮名見出しがある〔増井元『辞書の仕事』(岩波文庫 2013年p.96)。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同音異義語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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