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(n) namespace =========================== ・ 名 : [な] 【名詞】 1. name 2. reputation ・ 名前 : [なまえ] 【名詞】 1. name ・ 名前空間 : [なまえくうかん] (n) namespace ・ 空 : [そら] 【名詞】 1. sky 2. the heavens ・ 空間 : [くうかん] 【名詞】 1. space 2. room 3. airspace ・ 間 : [けん, ま] 【名詞】 1. space 2. room 3. time 4. pause
名前空間(なまえくうかん)はNamespaceの訳語で、名前の集合を分割することで衝突の可能性を低減しつつ参照を容易にする概念である。 この集合は、全事象の元の全ての組み合わせ可能なものからなる集合全体および物理的な名称を指すことが可能である。つまり英字・数字・記号などを組みあわせて作られる名前全てを含む集合である。名前に結び付けられる実体(型や変数)は、名前がそれぞれどの集合(空間)に属するか指定されることで一意に定まる。名前空間が異なれば同じ名前でも別の実体に対応付けられる。 ==身近な類似例== たとえば「一郎」という人名は日本中に何人もいるため、ひとりの人間に特定することはできない。このように、同一の名前のものが複数存在し、その区別がつかない状態を名前の衝突(名前の競合)と呼ぶ。しかし、「鈴木一郎」とフルネームで呼ぶことにより他の「佐藤一郎」や「山本一郎」といった人とは区別でき、名前の衝突を避けることができる。このとき「一郎」を単純名、「鈴木一郎」を完全限定名と呼ぶ。人名「一郎」は名前空間「鈴木」に属していると捉えることができる。また、同じ「鈴木」という姓である鈴木家の家族間では、「一郎」は暗黙的に「鈴木一郎」のことであると解釈されるため、わざわざ完全限定名の「鈴木一郎」で呼ぶ必要がない。また、予め「『一郎』とは『鈴木一郎』のことである」と宣言しておけば、その後単純名で「一郎」と呼んでも暗黙的に「鈴木一郎」だと解釈されるため、シンプルな「一郎」のみで呼ぶことができる。必要なら、「日本国東京都世田谷区○丁目○○鈴木一郎」と呼ぶことで、同姓同名の人間とも区別することができる。これらの考え方は名前空間の概念に近いものである(これは分かりやすく説明するための方便であり、名前空間とは厳密にはイコールではない)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名前空間」の詳細全文を読む
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