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名古屋フィルハーモニー交響楽団 : ミニ英和和英辞書
名古屋フィルハーモニー交響楽団[こうえきざいだんほうじんなごやふぃるはーもにーこうきょうがくだん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [な]
 【名詞】 1. name 2. reputation 
: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
フィル : [ふぃる]
 【名詞】 1. fill 2. (n) fill
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
交響 : [こうきょう]
 (n,vs) reverberation
交響楽 : [こうきょうがく]
 【名詞】 1. symphony (orchestra) 
交響楽団 : [こうきょうがくだん]
 (n) symphony (orchestra)
: [ひびき]
  1. (io) (n) echo 2. sound 3. reverberation 4. noise 
: [たのし, らく]
  1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease 
楽団 : [がくだん]
 【名詞】 1. orchestra 2. band 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe

名古屋フィルハーモニー交響楽団 : ウィキペディア日本語版
名古屋フィルハーモニー交響楽団[こうえきざいだんほうじんなごやふぃるはーもにーこうきょうがくだん]

公益財団法人名古屋フィルハーモニー交響楽団(こうえきざいだんほうじんなごやフィルハーモニーこうきょうがくだん、英文名称:Nagoya Philharmonic Orchestra)は、名古屋市に本拠を置くプロのオーケストラ。略称は「名フィル(めいフィル)」。日本オーケストラ連盟正会員。
== 概要 ==
愛知県名古屋市を中心に、東海地方を代表するオーケストラとして、地域の音楽界をリードし続けている。その革新的な定期演奏会のプログラムや、充実した演奏内容で広く日本中に話題を発信。”名フィル”の愛称で地元住民からも親しまれ、日本のプロ・オーケストラとして確固たる地位を築いている。
2013年4月より、マーティン・ブラビンズが第8代常任指揮者に就任。多彩なレパートリーを誇る英国の実力派指揮者の就任に、全国から高い注目と期待が集まっている。今シーズンは定期演奏会「ガイア」シリーズや市民会館名曲シリーズ「ブラームス・ツィクルス」の監修を行ない、7回10公演を指揮。名フィルとの信頼関係をより一層深め、より高レベルの演奏を目指している。現在の指揮者陣には、小林研一郎(桂冠指揮者)、モーシェ・アツモン(名誉指揮者)、ティエリー・フィッシャー(名誉客演指揮者)、円光寺雅彦(正指揮者)、川瀬賢太郎(指揮者)が名を連ねている。
楽団結成は1966年7月10日。翌年10月、第1回定期演奏会を開催。1973年4月、名古屋市の出捐により財団法人となる。岩城宏之初代音楽総監督(在任期間 1971-73)をはじめ、福村芳一(常任指揮者 1971-74)、森正(音楽総監督 1974-80)、荒谷俊治(常任指揮者 1974-80)、外山雄三(音楽総監督兼常任指揮者 1981-87)、モーシェ・アツモン(常任指揮者 1987-93)、飯守泰次郎(常任指揮者 1993-98)、小林研一郎(音楽総監督 1998-2001、音楽監督 2001-03))、沼尻竜典(常任指揮者 2003-06)、ティエリー・フィッシャー(常任指揮者 2008-11)を歴代指揮者として、演奏の質の向上やレパートリーの拡充に取り組んできた。
2002年、ウィーン・フィルのコンサートマスターであるライナー・ホーネックが首席客演コンサートマスターに就任、コンサートマスターのみならずソリスト、指揮者として名フィルのレベルアップに協力している。また2000年以来、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場のメンバーを中心に特別編成されたオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」と共演。合同公演は2013年に11回目を迎え、深い交友関係を築いている。
1988年に初の海外公演としてヨーロッパ2カ国ツアー(フランス、スイス 広上淳一指揮)を、2000年にアジア8カ国ツアー(ブルネイ、シンガポール、フィリピン、韓国、マレーシア、ベトナム、タイ、台湾 本名徹次指揮)、2004年に「プラハの春」国際音楽祭からの正式招待を受けたヨーロッパ3カ国ツアー(ドイツ、オーストリア、チェコ 沼尻竜典、武藤英明、トマーシュ・ハヌス指揮)、2006年にアジア7カ国ツアー(シンガポール、フィリピン、台湾、韓国、タイ、香港、マレーシア 下野竜也指揮)を実施、大成功を収める。
これまでに、朝比奈隆、クルト・ヴェス、小澤征爾、ヤコフ・クライツベルク、ヘルベルト・ケーゲル、ワレリー・ゲルギエフ、ズデニェク・コシュラー、ピンカス・ズッカーマン、ルドルフ・バルシャイ、ウラディーミル・フェドセーエフ、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、ジャン・フルネ、ハインツ・ホリガー、パーヴォ・ヤルヴィ、ハインツ・ワルベルクといった世界的な指揮者が客演。
またシュテファン・ヴラダー、ゲルハルト・オピッツ、エフゲニー・キーシン、スティーヴン・コヴァセヴィチ、ジャン=フィリップ・コラール、ジャン=イヴ・ティボーデ、ルドルフ・フィルクスニー、イェフィム・ブロンフマン、アンドレ・ワッツ、ユジャ・ワン(ピアノ)、サルヴァトーレ・アッカルド、マキシム・ヴェンゲーロフ、ギドン・クレーメル、アイザック・スターン、ピンカス・ズッカーマン、オーギュスタン・デュメイ、ジェルジ・パウク、アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、今井信子、キム・カシュカシアン(ヴィオラ)、スティーヴン・イッサーリス、ヤーノシュ・シュタルケル、アンナー・ビルスマ、ボリス・ペルガメンシコフ、ミッシャ・マイスキー、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ジャン・ワン(チェロ)、サー・ジェームズ・ゴールウェイ、エマニュエル・パユ(フルート)、モーリス・ブルグ、ハインツ・ホリガー(オーボエ)、モーリス・アンドレ(トランペット)、ジョゼフ・アレッシ(トロンボーン)、エディタ・グルベローヴァ、白井光子、ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)といった世界的なソリストと共演を重ねる。
数多くのCD録音も行なっており、2010年には話題を呼んだティエリー・フィッシャー指揮「東京公演」のライヴ・レコーディングCDをリリース。受賞歴も多く、これまでに東海テレビ文化賞(1990年)、愛知県芸術文化選奨文化賞(1991年)、文化庁芸術作品賞レコード部門(1997年)などを受賞。
シーズンごとにテーマを設け、意欲的な内容で行なっている「定期演奏会」は400回を超え、ますます充実した内容を誇っている。また、親しみやすい「市民会館名曲シリーズ」や中規模ホールでの「しらかわシリーズ」、障がいのある方を対象とした「福祉コンサート」など、バラエティに富んだ年間約120回の演奏会を行ない、2016年の創立50周年に向けて邁進している。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「名古屋フィルハーモニー交響楽団」の詳細全文を読む




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