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名古屋臨海高速鉄道1000形電車(なごやりんかいこうそくてつどう1000がたでんしゃ)は、名古屋臨海高速鉄道に在籍する通勤形電車である。2004年(平成16年)のあおなみ線開業に伴い、投入されたものである。 == 概要 == 2004年(平成16年)10月の同線開業前に、4両編成8本(32両)が日本車輌製造で新製された。 片側3扉のブロック工法ステンレス製軽量車体で、全般に製造コストの削減を徹底しており、本形式と製造メーカーは異なるが東日本旅客鉄道(JR東日本)の209系などのように室内化粧板はライトグレーのFRP成形品を用い、客用扉内側はステンレス無塗装仕上げである。座席は1人あたり460mmで区切ったロングシートとなっている。側窓は固定式で、紫外線をカットするため黒みがかっており、カーテンは省略された。戸袋窓はないが、窓配置(車端側の幅が若干狭い)はJR211系に、扉の位置は同313系に準じている。床面高さは1,120mm。車椅子スペースは両先頭車の座席の一部を減らして設置されており、1編成あたり2台分を備える。車体のカラーは窓の部分のみ濃淡違う青2色の帯をステッカーで巻く。灯火類は前面の窓上、行先表示器左右にHID前照灯とLED式後部標識灯を装備する。連結器は密着自動連結器を用いている。 前面は非貫通構造で、路線は高架線主体の上踏切はなく、各駅にはホームドアも設置されていることから排障器は小型である。また、定位置停止装置(TASC)を搭載する。ワンマン運転仕様であり、運転台にホーム監視用モニタを備える。 将来の旅客需要増加を考慮して中間車2両を増結し6両編成にできるよう設計されている。 運転席と客室間の仕切り部分は大阪市交通局20系電車と共通である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名古屋臨海高速鉄道1000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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