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名寄本線(なよろほんせん)は、日本国有鉄道(国鉄)、北海道旅客鉄道(JR北海道)が運営していた鉄道路線(地方交通線)。北海道名寄市の名寄駅で宗谷本線から分岐し、上川郡下川町・紋別郡西興部村・同郡興部町・紋別市などを経て紋別郡遠軽町の遠軽駅で石北本線に接続する本線と〔、紋別郡上湧別町の中湧別駅で本線から分岐し同郡湧別町の湧別駅に至る支線から成り立っていた〔。国鉄再建法の施行により第2次特定地方交通線に指定され〔、JR北海道に承継されて2年余り後の1989年5月1日に廃止された。なお、廃止された特定地方交通線の中では唯一、「本線」を名乗っていた〔。 == 路線データ == 廃止時 * 管轄:北海道旅客鉄道〔(第一種鉄道事業者) * 路線距離(営業キロ): *# 名寄 - 上湧別 - 遠軽 138.1 km(本線)〔今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』1号 北海道、新潮社、2008年、p.48〕〔 *# 中湧別 - 湧別 4.9 km(支線)〔〔 * 駅数:40(起終点駅を含む) * 軌間:1,067 mm(狭軌)〔 * 複線区間:なし(全線単線) * 電化区間:なし(全線非電化)〔 * 閉塞方式: * タブレット閉塞式 本線 * スタフ閉塞式 支線 * 交換可能駅:8(下川・上興部・中興部・興部・沙留・紋別・小向・中湧別) * 上名寄・一ノ橋・西興部・渚滑・元紋別・開盛の各駅にはかつて交換設備が設置されていたが、後に撤去された。 * 簡易委託駅:西興部・渚滑・上湧別・湧別 * 中興部と小向は運転職員が配置されていたものの、切符の発売は一切行っていなかったが、路線末期には入場券を発行していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名寄本線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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