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『名探偵も楽じゃない』(めいたんていもらくじゃない)は、西村京太郎の長編推理小説(三人称小説)。1973年(昭和48年)12月に講談社から書き下ろしで出版された〔西村京太郎 『名探偵も楽じゃない』 講談社〈講談社文庫〉、1982年、320頁(中島河太郎「解説」より)。〕。 推理小説史に残る有名な4人の名探偵が登場する、パロディミステリ「名探偵シリーズ」4部作の第3作(紹介順に記載〔同書17-18頁を参照。〕)。 # エラリー・クイーンのエラリー・クイーン # アガサ・クリスティのエルキュール・ポアロ # ジョルジュ・シムノンのジュール・メグレ(退職後)〔同書26頁。〕 # 江戸川乱歩の明智小五郎 == あらすじ == 日本に、「MMM(Member of Mistery Mania)」という推理小説マニアの同好会があった。定員は10名だが、「原書で読めること」などと参加資格が厳しく、9人しか会員はいなかった。会長の岡部弘毅は名探偵の復古を望んでおり、4人の名探偵をに日本に招待する。彼は世界に支店を持つ「ホテル・オカベ」の会長でもあり、資金に不足はなかった。 都内にあるホテル・オカベの32階を会場にし、名探偵たちを迎えた5月20日、左文字京太郎という「名探偵」を自称する青年が飛び入りで参加してくる。「何かが起こる」と主張する左文字だが、MMMのメンバーは相手にしない。しかし、名探偵を歓迎するため、岡部が用意させておいた花束に添えられていたカードは、連続殺人を予告するカードに摩り替わっていた。不安と不快感の入り混じる中、岡部の音頭で乾杯が行われる。そして、彼は急死した。医者が呼ばれたが、「青酸による中毒死」と判明しただけだった。 連続殺人の予告は悪戯ではなかったのか? やがて、第2、第3の事件が起こり、次々に人が死んでいく。老いたる名探偵たちは、若い左文字に推理を任せ、動こうとしない。果たして、その真意は? そして犯人は? 動機は? 最後に名探偵たちが下した決断とは…? 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵も楽じゃない」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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