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名目所得ターゲット(めいもくしょとくたーげっと、英:Nominal income target)は中央銀行による政策のひとつであり、将来の所得水準に関する目標を定めたものである。NGDPターゲット、名目所得目標とも呼ばれる。 == 解説 == 具体的には名目GDP(Nominal Gross Domestic Product)の数値目標を定め、その目標を量的緩和など金融政策で達成することである。マネタリストらが支持するインフレーションターゲットは中央銀行による物価目標であるが、名目所得ターゲットでは名目GDP値が中央銀行の達成目標となる。マネーサプライが経済活動水準の決定要因とする従来のマネタリズムに懐疑的であるマーケットマネタリズムからNGDPターゲットの必要性が唱えられている。またマーケットマネタリズムの観点からは、必ずしも金利上昇がクラウディングアウトに結びつくわけではないとしている。貨幣流通速度は利子率と関連性があり、利子率が上昇すれば、投資家はハイリターンを求めて流動性資産もしくは固定資産を買おうとし、それらの決済の増加で貨幣流通速度も上昇するとしている〔Money demand slopes downward. Higher interest rates raise velocity. Period. End of story. TheMoneyIllusion〕。ゆえにマネーサプライを所与とすれば、利子率の上昇は物価と名目GDPの上昇を伴うとしている。この結果はクラウディングアウトと相反するとしている。 中央銀行がNGDP水準の責任をも持つと市場に宣言することで、消費者が将来の経済成長と所得増加を期待し消費を拡大させると考えられるとしている。また企業は売り上げが伸びると期待するので投資を増やす効果があるとしている。フォワード・ガイダンスによって政策金利がいつ上昇するのかという不確定性を取り除くことも重要としている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名目所得ターゲット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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