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『名著講義』(めいちょこうぎ)は、数学者の藤原正彦がお茶の水女子大学で担当した読書ゼミの講義記録をまとめた書籍である。ゼミの内容は藤原と女子大生とのディスカッションを記録した部分と、「講義を終えて」と第された藤原による感想・解説とから成る。 == 概要 == 藤原正彦はお茶の水女子大学で新入生を対象にした読書ゼミを担当してきた。読書ゼミは定員が20名であり、ほぼ毎年、抽選で学生が選ばれた。学生に対する受講条件は以下の2つである。 #受講者は毎週一冊の文庫を読む根性があること #受講者は毎週一冊の文庫を買う財力があること 藤原は毎週一冊の文庫を指定し、学生は毎週その文庫を読み、感想文をレポートとして提出する。講義では藤原と学生がディスカッションをおこない、藤原は感想文を添削してコメントを付けて返却する。藤原は読書ゼミの目的として以下のように述べている。 そして藤原は読書ゼミの影響を以下のよう記している。 セミを受講した学生は「読書の愉しみに初めて気付きました」とか「書棚にずらっと並んだ青帯の岩波文庫は私の勲章です」とかの感想を寄せている。 本書の内容は『文藝春秋』誌に掲載された記事がもとになっている。連載された当時に『文藝春秋』の20歳代末の女性編集者だった幸脇啓子がジーンズをはくなど若づくりして女子大生になりすまして、ゼミのディスカッションを録音したテープをもとにして作成された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名著講義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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