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名鉄6000系 : ミニ英和和英辞書
名鉄6000系[めいてつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [な]
 【名詞】 1. name 2. reputation 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 

名鉄6000系 ( リダイレクト:名鉄6000系電車 ) : ウィキペディア日本語版
名鉄6000系電車[めいてつ6000けいでんしゃ]

名鉄6000系電車(めいてつ6000けいでんしゃ)は、名古屋鉄道(名鉄)が1976年から運用している〔電車である。
第二次世界大戦後の名鉄では初となる本格的な通勤用の電車〔として登場し、1977年には鉄道友の会よりブルーリボン賞受賞車両に選出された〔。4両編成と2両編成という2種類の編成が登場したが、4両編成は1984年からは制御方式を一部変更するとともに接客設備を一部改善した6500系としての増備に移行し〔、2両編成も1987年から制御方式を一部変更した6800系としての増備に発展〔、1993年に後継車両として2代目3500系が登場するまで増備が続けられた〔。
本項では、6000系・6500系・6800系の3形式についてまとめて記述する。名鉄の社内では5000系以降の高性能車について「SR車」と呼称している〔ことに倣い、本項でもそのように表記するほか、6800系は名鉄の社内では「6000系11次車 - 16次車」〔「6000系6800番台」〔などのように6000系の一部として扱われることもあるが、本項では「6800系」という表記に統一する。また、特定の編成について記す場合は、豊橋向きの先頭車の車両番号をもって編成呼称とする(例:豊橋向き先頭車の車両番号がク6001の編成であれば「6001編成」)。
== 登場の経緯 ==
名鉄では1951年昭和26年)に3850系を登場させて以来〔、木造車体の車両を鋼体化した一部の形式を除けば2扉のクロスシート車を導入し続けており〔、特に1961年(昭和36年)に7000系を登場させてからは1972年(昭和47年)に至るまで7500系7700系を含むパノラマカーのみを増備し続けていた〔。自家用車(マイカー)の普及率が高いといわれる愛知岐阜県下を走る名鉄にとっては、マイカー対策として冷房付きクロスシート車の導入が必要と考えられていたのである。
1960年代後半になると、名古屋都市圏における朝夕ラッシュ時の混雑は激しくなり、名鉄でも1967年(昭和42年)からは犬山線においてもラッシュ時に8両編成での運行が開始されていた〔。そうした状況においても、当時名鉄の社長であった土川元夫財務的現状からも輸送力増強には旧型車両の鋼体化が最適としており〔、名鉄の社内から「通勤輸送にまとまった投資を行い、通勤用の新車を作ってはどうか」という意見が出た際にも「それは不経済車である」として、パノラマカーを列車体系の中心として「クロスシートに座って通勤」という理想像を変えようとしなかった〔。
しかし、1973年(昭和48年)のオイルショック以降は鉄道を利用する通勤者が急増し、ラッシュ時には本社の管理部門からも主要駅に人員を派遣して乗客を車内に押し込む有様で〔、しかもそれでも積み残しが出てしまう始末で〔、乗客からの苦情も多かった〔。もはや、7000系をはじめとする2扉クロスシートのSR車のラッシュ時運用は限界であった〔。そうした状況が続くに至り〔、名鉄もクロスシート指向からの方針転換を余儀なくされ、1975年(昭和50年)には東京急行電鉄(東急)から3扉ロングシート車である3700系電車を購入して3880系として運用するようになった〔。3880系は通勤輸送の3扉ロングシート仕様車のラッシュ時における収容力の高さを実証することになった〔。
こうした状況下、名鉄は1975年(昭和50年)に入り、本格的通勤車両を製造することを決定した〔。しかし、営業・運転部門はロングシート車の導入を主張した〔ものの、このような状況下においても名鉄の社内ではクロスシートにこだわる考え方が根強く〔、結局は「座席は後でも直せる」と営業・運転部門が折れ〔、3扉ではあるがクロスシート車として導入されることになった。
このような経過を経て、名鉄の新造車両としては3550系以来約30年ぶりとなる3扉車〔として登場したのが本形式6000系である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Meitetsu 6000 series 」があります。




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