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名鉄トフ30形貨車(めいてつトフ30がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車(無蓋車)である。 == 概要 == 元は美濃電気軌道の2軸無蓋車トフ301形であり、1912年(大正元年)に最初の車両が運用が開始され、最終的には17両(トフ301 - トフ308、トフ310 - トフ318)〔309は欠番。当初、美濃電は末尾が9を忌み番とし、1形電車も9,29,39,49,59(19は旧・岐北軽便鉄道6であり、美濃電に編入された際割り振られた)が欠番である。〕が在籍した。1930年(昭和5年)に美濃電気軌道は名古屋鉄道へ買収され、車籍は名古屋鉄道へ承継された。1939年(昭和14年)中に、貨車輸送の減少のため14両(トフ301 - トフ304,トフ306 - トフ308,トフ310,トフ314 - トフ318)が廃車となり、残りの3両は1941年(昭和16年)に改番され、トフ30形(トフ31 - トフ33)となる。 その後も貨物量減少や老朽化で廃車が進み、1954年(昭和29年)頃には1両(トフ32)のみとなった。晩年は工事車両として運用され、1960年(昭和35年)に廃車となり同時に形式消滅となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名鉄トフ30形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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