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パノラマカー (Panorama Car) とは、名古屋鉄道(名鉄)が保有する展望席付き電車の愛称(一部車両を除く)。単に''「パノラマ」''とも称する場合がある。 なお、「パノラマカー」「パノラマDX」「パノラマスーパー」「パノラマカード」は同社の登録商標〔登録商標:パノラマカー(第5048308号)、パノラマDX(第3007532号)、パノラマスーパー(第3007531号)、パノラマカード(第3007530号、第4711297号)。なお、鉄道評論家の徳田耕一が個人名義で「パノラマカー」が「紙製のぼり、紙製旗、衛生手拭き、紙製タオル、紙製テーブルナプキン、紙製手拭き、紙製ハンカチ、紙製テーブルクロス、文房具類、印刷物、書画、写真、写真立て」を「商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務」として商標登録されている(第5212985号)。〕となっている。 == 概要 == 狭義には、運転室を2階に移動し、列車最前部まで客席(=前面展望席)とした7000系・7500系のみを指すが、前面展望席を省略した7300系・7700系や改造車の7100系をも含めて「パノラマカー」と称するのが一般的となっている。詳細は名鉄7000系電車・名鉄7500系電車の記事を参照。 7000系・7500系が人気を得たことで、「パノラマ」という語は名鉄が発行する商品名に多用され(「パノラマパック」「SFパノラマカード」など)、さらにはテレビ番組(『旅はパノラマ』)にも起用されるなど、名鉄を代表する「ブランド」(代名詞)ともなっている。 また、後継として登場した8800系「パノラマDX」(2005年退役)、並びに1000系以降の「パノラマSuper」など名鉄を代表する特急車の愛称にも引き継がれており、これらの各系列を含めて広義の「パノラマカー」とする分類もある。詳細は名鉄8800系電車・名鉄1000系電車・名鉄1600系電車の記事を参照。 一方で、2004年に中部国際空港へのアクセス特急用として製造された2000系は、空港直結の輸送形態を特に強調する車両デザインとし、愛称も一般公募により命名された「ミュースカイ」となっている。この愛称は2008年12月27日から同系列で運転されている列車種別にも採用されている。白色と青色を使用した塗装や展望席が設置されていない点など、従来の「パノラマカー」「パノラマSuper」とは一線を画すコンセプトのもと新時代の『名鉄特急』として製造されたが、車内の液晶テレビには前面展望の画像をリアルタイムで映し出す他、7000系と同じメロディのミュージックホーン(以下「MH」と省略)が設置され、また、同種の車体で一般車を併結した2200系・1700-2300系では赤色をアクセントにした塗装とするなど、根底には7000系登場時より続く伝統を髣髴とさせる思想が流れている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パノラマカー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Panorama Car 」があります。 スポンサード リンク
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