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岐北軽便鉄道3形電車(ぎほくけいべんてつどう3がたでんしゃ)は、岐北軽便鉄道(後の揖斐線)が新製した木造二軸単車。 後に名古屋鉄道モ25形と改称・改番された。 ==沿革== 1914年(大正3年)、岐北軽便鉄道が忠節 - 北方(後の美濃北方)間を開業した際に日本車輌製造で新製した車両である。3 - 6の4両が在籍した。オープンデッキ構造の木造二軸単車であった。 1921年(大正10年)に岐北軽便鉄道が美濃電気軌道に買収されると、以下のように改番されている。 :3 → 13 :4 → 17 :5 → 14 :6 → 19〔美濃電は末尾9を忌み番にしていたが、19は唯一の例外である。〕 美濃電が名岐鉄道に吸収合併された後、名古屋鉄道となった1941年(昭和16年)にモ15形に改称・改番(13 → 15、14 → 16、17 → 17、19 → 18)された。 1948年(昭和23年)、モ450形が揖斐線に導入されると、15・16は岐阜市内線に、17・18は起線に転籍する。1954年(昭和29年)に起線が廃止されると、全車両は岐阜市内線の所属となり、同年モ25形と改称・改番(25 - 28)された。 1963年(昭和38年)までに全車両が廃車となったが、26は予備車として岐阜工場に1967年頃まで保管されたという。尚、26は比較的原型をとどめていたことから、博物館明治村での動態保存が計画されていたという。しかし、京都市電の狭軌1型(N電)動態保存に決定したため、26の動態保存は実現しなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岐北軽便鉄道3形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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