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犬山線(いぬやません)は、愛知県清須市の枇杷島分岐点から岐阜県各務原市の新鵜沼駅までを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線。 運賃計算区分はB(運賃計算に用いる距離は営業キロの1.15倍)。すべての駅でmanacaなどの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが使用できる。 == 概要 == 市内電車(後の名古屋市電)で創業した名古屋鉄道の前身・名古屋電気鉄道の初期の郡部線(郊外路線、インターアーバン)であり、名古屋市と愛知県北部のベッドタウン各都市とを結ぶ。名古屋本線と分岐する枇杷島分岐点には乗降設備が無く、全列車が名鉄名古屋駅方面との直通であり、犬山線と名古屋本線枇杷島分岐点以西との乗り換えは東枇杷島駅、栄生駅、名鉄名古屋駅のいずれかの駅で行なうことになる。 犬山線は名鉄では名古屋本線と肩を並べる黒字路線である。犬山線沿線は清須市西枇杷島町・名古屋市西区(庄内川以北の平田・小田井地区)・北名古屋市・岩倉市・江南市・扶桑町・犬山市・各務原市、さらに当線からの直通列車の運行される広見線沿線の可児市など名古屋都市圏のベッドタウンが連続する。また、競合路線がなくラッシュ時の混雑率が非常に高い。 可児市から犬山市までの沿線には、日本ライン(木曽川)や犬山城、日本モンキーパーク、明治村、リトルワールドなどの観光施設が多数立地しており、犬山線は観光路線としての性格を有している。新鵜沼駅でJR高山本線に接続して名古屋と高山線沿線を短絡することから、2001年までは高山線直通の特急「北アルプス」が運転されていた。 立体交差化の進捗は遅く、2013年現在、西春駅南側の県道交差部と、上小田井駅北側(新川堤防)- 中小田井駅南側のみが立体交差となっており、布袋駅付近の国道155号(バイパス)との立体交差化工事が行われている。犬山口駅付近の坂をのぞき比較的平坦な土地を行くのでトンネルは一切無く、犬山遊園 - 新鵜沼間の木曽川に架かる犬山橋をのぞいて大きな鉄橋も無い。この犬山橋は、かつて鉄道道路併用橋となっていた。 現在バリアフリー化が終了している駅は新鵜沼駅・犬山駅・扶桑駅・柏森駅・江南駅・岩倉駅・徳重・名古屋芸大駅・西春駅・上小田井駅の9駅。布袋駅は高架化に際してバリアフリー化することとなる。 最高速度は、1968年に当時の名古屋本線と同等の110km/hに引き上げられて以降そのまま推移している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名鉄犬山線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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