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向田 真優(むかいだ まゆ、1997年6月22日〔岩本(2012):36ページ〕 - )は、日本のレスリング選手。三重県四日市市出身〔遠田寛生「ホームシック こつこつ克服 いま子どもたちは No.693 夢は東京五輪 7」朝日新聞2014年4月4日付朝刊、教育面28ページ〕。監督は吉村祥子。 吉田沙保里と同じ階級で競技しており、レスリング界では将来ライバルとなることが期待されている。 == 経歴 == 幼少期は母や姉の影響で空手をしていたが、ブラジリアン柔術をしていた父に勧められ5歳でレスリングに転向する〔。小学校時代からレスリングの才能を示し、小学2年生(2005年)で三重県大会を制して初めての金メダルを手にし〔、全国少年少女選手権大会では4連覇を達成、日本レスリング協会事務局次長の菅芳松の目に留まり、JOCエリートアカデミー入校の推薦を得る。小学校時代は四日市ジュニアレスリングクラブに所属し〔、2つの道場を掛け持ちしていた〔。2010年4月、エリートアカデミーに入校する〔。入校1年目の2010年は2位に終わることが多く、優勝できたのは1戦だけであった〔。2011年12月4日、全国中学選抜選手権52kg級で優勝し、女子の最優秀選手に贈られる大会会長賞を受賞する〔。 2012年5月29日、2020年夏季オリンピックの東京招致の新たなエンブレムとスローガンが発表され、その席にエリートアカデミーの生徒4人のうちの1人として出席、「自分ももっと練習をして、同じ舞台で戦ったり、オリンピックで金メダルを取りたいです。」とコメントした。8月、アゼルバイジャンのバクーで開催された世界カデット選手権52kg級で優勝を飾る。 2013年8月、島原復興アリーナで開かれた全国高等学校総合体育大会(高校総体)で女子52kg級に出場し優勝する。女子レスリング競技は2013年に公開競技になったばかりであり、同種目での最初の勝者となった上、最優秀選手の表彰も受けた〔。同月にセルビア・ズレニャニンで開かれた世界カデット選手権で52kg級に出場、決勝でロシアのLuiza Suleymanovaをわずか58秒で破り金メダルを獲得、2連覇を達成した〔〔。同年12月21日の全日本選手権51kg級では宮原優に6対3でリードしていたものの、最後の1秒で3点の大技を決められ、優勝を逃した。 2014年3月1日、スウェーデンの女子国際大会カデットの部52kg級を3年連続で制覇し、5月にはアジアカデット選手権52kg級で中国のXie Yaを破り優勝、南京ユースオリンピック出場権を獲得する〔。6月の全日本選抜選手権53kg級では準決勝で入江ななみ(九州共立大学)に敗れたものの、田中亜里沙(早稲田大学)に勝利し3位入賞を果たした。 2014年8月26日、南京ユースオリンピックに52kg級で出場、1次リーグを3戦全勝してトップで通過し、決勝ではアゼルバイジャンの選手と対戦、第1ピリオド開始から10秒でタックルでポイントを取るなど終始リードして金メダルを獲得した〔。 2015年1月、ロシア・クラスノヤルスクで開かれたで準優勝し、2月15日、クリッパン女子国際大会のシニアの部53kg級で中国の選手を破って優勝、初のシニア国際大会での勝利を収めた。これらの成績により、世界レスリング連合(UWW)が3月3日に発表した2月現在の世界ランキングで53kg級の10位にランクインした〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「向田真優」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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