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【名詞】 1. ruler 2. monarch =========================== ・ 君 : [くん, きみ] 1. (n,suf) Mr (junior) 2. master 3. boy ・ 君主 : [くんしゅ] 【名詞】 1. ruler 2. monarch ・ 主 : [ぬし, おも] 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god
君主(くんしゅ)とは、国家を治める最高位の人をいう〔大辞泉〕。 == 概要 == この概念は歴史的なもので、皇帝・王・大公・公などの特定の称号、地位、呼称で呼ばれる。対外的に国家の主権を表し、国内統治の重要な部分(少なくとも行政権)を掌握し、国家や政府の象徴的存在であるとされる。歴史的には古代神権政や近世絶対君主制をピークとして君主の権力は強大であった。その権力は市民革命を経て徐々に制限され、立憲(制限)君主に移行していった。さらに権力の執行機関から名誉職的な(象徴)君主に移行している。君主の地位の継承方法によって、世襲君主と選挙君主に分かれる。 地位は世襲によって継承されることが多い。だが、かつてのモンゴルにおけるクリルタイやポーランド・リトアニア連合王国や神聖ローマ帝国(正確にはドイツ王国)のように選挙によって君主が選出される選挙王制の場合、現代のアンドラのように2人以上の人物を共同君主とする場合、マレーシアのように州ごとの世襲君主(スルターン)が交代で5年任期の連邦国家の君主となる場合など、世襲以外の継承も必ずしも珍しくない。ローマ帝国の皇帝は養子縁組を行うことで世襲を擬制したが、各皇帝の多くは必ずしも血縁関係にはなかった。 君主が地位を継承することを一般に即位と呼ぶ。即位の際にはこれを公に示すための儀式を行なうことが多く、即位の礼や戴冠式などが代表的なものであるが、戦乱や経済的な困窮などを理由に行なわれなかったこともあり、儀式の存在が必ずしも君主の地位の必要条件ということはない。地位の承継とその儀式が異なる用語(「践祚」と「即位」や、「即位」と「戴冠」など)によって区別されることもある。 日本語の民主主義の民主とは君主の対義語として作られた語である。大正期に、吉野作造らによって唱えられた「民本主義」は、実質民主主義そのものであった。だが、民主主義と君主の存在は直接的に関係せず両立し得ると考える吉野は、「民主」という言葉が「君主(天皇)」を否定するものと捉えられることで、その本質を外れた無用の批判が生じることを避けるため、「民本」と言い換えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「君主」の詳細全文を読む
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