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高梁市立吹屋小学校(たかはししりつ ふきやしょうがっこう)は、岡山県高梁市成羽町吹屋にあった市立小学校。廃校後はその校舎を指すこともある。 20世紀初頭に竣工した校舎は岡山県指定文化財で、現役で使用されている日本最古の小学校校舎として知られていたが、2010年度時点の在籍児童数は6人〔最終児童数は7人で、うち6年生は3人。〕と少なく、今後も入学者が増加する見込みの立たないことから、高梁市教育委員会と学校と地域住民との3者による1年以上にわたる協議の結果、2011年度(2012年3月)末での廃校が決定され〔国内最古の木造校舎閉校へ 岡山・高梁市の吹屋小 - 47NEWS、共同ニュース(2011年3月18日閲覧)。〕、2012年3月20日に最後の卒業式と閉校式が執り行われた。なお、行政方針上、廃校となる正式な日付は3月31日であり、それまでは5年生以下の在校生は平常授業が継続。3月31日を以って廃校となった。 今後は耐震構造を強化する目的で一旦解体する。その後、元通りの外見に復元した上で文化財として保存され、閉校から6年後を目途に資料館として開館する予定。 == 概要 == 開校は1873年(明治6年)で、1899年(明治32年)に現在地に移転した。1900年(明治33年)竣工の西校舎・東校舎(木造平屋建)と1909年(明治42年)竣工の本館(木造2階建)とで構成される。 江戸時代から戦前にかけて日本三大銅山の町として、さらに江戸時代末期からはベンガラの日本唯一の産地として繁栄した吹屋の町の、いわば絶頂期に建設された小学校校舎である。 標高550mの山嶺にある小さな集落には不釣合いともいえる大きな規模を持ち、折上式天井などの贅沢な意匠、100年を経ての現役使用を可能とする部材・構造であることなど、当時の吹屋を象徴する建造物ともいえる。その特徴的な構造は『江川式建築』であるとされ、江川三郎八の設計であるか、もしくはその影響を強く受けていることが推測されている。夜間は16:00から20:30ごろまでライトアップされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高梁市立吹屋小学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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