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吹田信号場(すいたしんごうじょう)は、大阪府吹田市芝田町にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の信号場である。同路線の貨物線上に位置し、営業キロ上では千里丘駅と岸辺駅の間に所在していた。 かつての吹田操車場であり、東洋一の規模を有する操車場であったが、1984年2月のヤード集結式輸送の終結により信号場に格下げされた。 位置的には旅客線上の岸辺駅の北側に広がっていたが、岸辺駅とは同一構内として扱われなかった(そもそも岸辺駅は旅客線のみの停留所である。千里丘駅も同様)。 当記事では吹田操車場および、当信号場の後身として跡地に設置された日本貨物鉄道(JR貨物)の吹田貨物ターミナル駅についても合わせて記述する。 == 歴史 == * 1923年(大正12年)6月1日 - 国有鉄道の吹田操車場を開設する。 * 1952年(昭和27年)6月25日 - 吹田事件が発生する。 * 1968年(昭和43年)6月2日 - 構内で貨物列車と入換用機関車による正面衝突事故が発生する。 * 1978年(昭和53年)10月2日 - 国鉄ダイヤ改正により、当時史上最大規模の貨物列車大幅削減が行われる。これ以降、取扱貨車両数も大幅に減少する。 * 1980年(昭和55年)10月1日 - 国鉄ダイヤ改正により、さらに貨物取扱量が削減される。 * 1982年(昭和57年)11月15日 - 大阪貨物ターミナル駅への貨物支線が開通する。 * 1984年(昭和59年)2月1日 - 国鉄ダイヤ改正により操車場機能を廃止、信号場に降格し吹田信号場となる。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、信号場の施設はJR西日本が、操車場跡地は日本国有鉄道清算事業団がそれぞれ承継する。この頃、梅田駅の施設移転計画が明らかになる。 * 2007年(平成19年)1月30日 - 吹田貨物ターミナル駅(仮称)の起工式を挙行する。 * 2012年(平成24年)10月8日 - 営業開始前の吹田貨物ターミナル駅を、信号場に準じた扱いで供用開始。北方貨物線(東海道本線支線)の起点ならびに城東貨物線(片町線支線)の終点を、それぞれ吹田駅から吹田貨物ターミナル駅に変更〔電気車研究会『平成二十六年度 鉄道要覧』 p.38〕〔電気車研究会『平成二十六年度 鉄道要覧』 p.46〕。 * 2013年(平成25年)3月16日 - 吹田貨物ターミナル駅が正式開業し営業開始〔。梅田貨物線(東海道本線支線)の起点を吹田駅から吹田貨物ターミナル駅に変更〔電気車研究会『平成二十六年度 鉄道要覧』 p.59〕。同時に吹田信号場は吹田貨物ターミナル駅構内扱いとなり、大阪貨物ターミナル駅への貨物支線の起点も吹田貨物ターミナル駅となる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吹田信号場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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