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阿吽(あうん、)は仏教の呪文(真言)の1つ。悉曇文字(梵字)において、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。 また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もある。 次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。 転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。 File:Iwaya Jinja Komainu 1.JPG|狛犬阿形 File:Iwaya Jinja Komainu 2.JPG|狛犬吽形 File:Horyu-ji14s3200.jpg|法隆寺中門金剛力士(阿形) File:Horyu-ji15s3200.jpg|法隆寺中門金剛力士(吽形) File:Japanese crest Uwajima Sasa.svg|宇和島藩を治めた伊達氏の家紋。中央の2羽の雀が阿吽。 == 関連項目 == *オーム *ΑΩ *アヌ *アイコンタクト - 非言語コミュニケーション *同期 *シンクロ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阿吽」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 A-un 」があります。 スポンサード リンク
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