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富山弁(とやまべん)は、富山県で話されている日本語の方言である。北陸方言の一種。旧国名の越中から越中方言(えっちゅうほうげん)などとも呼ばれる。 == 概説 == 富山県は北を日本海に面し、東には天然の要害である親不知や飛騨山脈が交通を遮っているため、富山弁は西日本方言の東限にあたる方言である。富山県は大きく三つの地域に分けられ、県の中央を走る呉羽丘陵を境に、東を呉東(ごとう)、西を呉西(ごせい)と呼ぶ。また、呉西の南部にある急峻な庄川の上流域を五箇山(ごかやま)と呼ぶ。これにより、富山弁も呉東方言、呉西方言、五箇山方言の三つに分けられる〔『講座方言学6中部地方の方言』311頁-315頁。〕。さらにこれを、呉東東部方言(下新川郡、魚津市、黒部市)、呉東西部方言(滑川市、中新川郡、富山市)、呉西北部方言(氷見市)、呉西南部方言(射水市、高岡市、小矢部市、砺波市、南砺市)、五箇山方言(南砺市五箇山)に分ける場合もある〔。またこれらとは別に、富山弁全体を新川方言(魚津市、滑川市、黒部市などの旧新川3郡)、中部方言(富山市、高岡市など)、氷見方言(氷見市)、五箇山方言(南砺市五箇山)に四分する見方もある〔『講座方言学6中部地方の方言』3頁-4頁。〕。いずれにしろ、五箇山は他地域とかなり異なる方言を持っている。県内全般に西日本方言の特徴を有するが、呉東方言には東日本方言の特徴がいくらかある。一方で音韻体系では東北方言と共通する要素もある。 県内の方言差は比較的小さいが、呉西は呉東の新川郡の大部分と共に加賀藩の直轄領だった期間が長かったこともあり、方言も風習も石川県と似通ったところが多く見受けられる。また、かつて越中に属したこともある石川県能登の方言は、金沢弁の「〜まっし」と富山弁の「〜ちゃ」のどちらも使うなど、富山弁と共通する面がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富山弁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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