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呉 美保(お みぼ、오 미보、1977年3月14日 - )は日本の映画監督、脚本家、CMディレクター。 三重県伊賀市出身。株式会社ティー・ワイ・オーCamp KAZ所属。 ==来歴== 三重県伊賀市(旧上野市)生まれ。三重県立名張桔梗丘高等学校、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。同期に山下敦弘、寺内康太郎、柴田剛がいる。 大学4年に在学中の1998年、CMや映像関係会社への入社を目指しての就職活動が難航する中で、ぼけが始まった祖父の記録をホームビデオで撮影した映像を大学の機材を使って編集した3分の短編『ハラブジ』が北海道・芦別で開催された大林宣彦主宰の映画祭「星の降る里芦別映画学校」で審査員賞を受賞。パーティー会場で大林に「映画の現場を見せてください」と直訴し、大学卒業後に大林を頼って上京する。 1999年、大林宣彦の事務所「PSC」に助監督見習いとして入社し、映画界入り。後にスクリプターとして撮影現場で大林の演出を目の当たりにすることで、映画監督という職業に強い関心を持ち始める。映画制作に携わるかたわらで、自ら監督した短編映画『湯布院源流太鼓』で2001年長岡アジア映画祭第3回長岡インディーズムービーコンペティションにてグランプリを受賞。3作目の短編映画『め』で2002年のショートショートフィルムフェスティバルに入選。第二作『ハルモニ』で2003年東京国際ファンタスティック映画祭デジタルショート600秒にて最優秀賞受賞。 2004年よりPSCを退社しフリーのスクリプターとして活動する傍らで執筆した初の長編脚本『ヨモヤマブルース』が2005年サンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞。翌2006年に『酒井家のしあわせ』と改題して出身地の伊賀市をロケ地に映像化し、映画監督としてデビューを飾る。また、同脚本をもとに執筆した小説『酒井家のしあわせ』により小説家としてもデビュー。2010年には脚本・監督を手がけた2作目の長編映画『オカンの嫁入り』で新藤兼人賞金賞を受賞。2014年には3作目の長編映画『そこのみにて光輝く』で第38回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門にて最優秀監督賞を受賞するなど国内外の各賞を受賞、また第87回アカデミー賞外国語映画賞部門への出品作品にも選出される。2015年には4作目となる長編映画『きみはいい子』が公開される。 2008年からはCMディレクターとしても活動し、堀北真希が主演する2013年、2014年の東京メトロの企業CM「Color your days.」など多くのCM作品を手がけている。 私生活では、自身が演出を手がけたCMで知り合った1歳年上の広告代理店のCMプランナーと2014年12月3日に結婚。2015年5月29日に第1子となる男児を出産した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「呉美保」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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