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命令セット(めいれいせっと、''instruction set'')は、コンピュータのハードウェアに対して命令を伝えるための言葉の語彙〔パターソン&ヘネシー(上) p.44〕。 == 命令セットアーキテクチャ == コンピュータのアーキテクチャとは、もともとは、入出力インタフェースを含むコンピュータシステムのハードウェア全体(周辺機器自体は含まない)の、ユーザー(プログラマ、OSを設計するプログラマも含む)から見たソフトウェアインタフェースの定義である。具体的には使用できるレジスタの構成、命令 (コンピュータ)とデータ型、アドレッシングモード、メモリマネジメント、割り込みと例外処理、さらに(もしあれば)入出力などである。このインターフェースの違いがコンピュータ・アーキテクチャの違いであり、実装方法をマイクロアーキテクチャといい、このマイクロアーキテクチャ上に各種命令を構築した体系が命令セットアーキテクチャ (''instruction set architecture'', ISA) である。 ISAは、プロセッサに実装された命令形式を二進数のコード(オペコード)のセットで表現する。オペコードのセットは、機械語とも呼ばれる。 マイクロアーキテクチャはプロセッサを設計する上での技術であり、マイクロコード、パイプライン、キャッシュシステムなどを含み、一般的にはアーキテクチャが異なればISAも異なるが、同じ命令セットを持つこともできる。後者の例としては、インテルのPentiumとAMDのAthlonとがある。これらは実装しているx86命令セットはほとんど同じだが内部設計は全く異なっている。 この概念を拡大したユニークなISAとしてTIMI (Technology-Independent Machine Interface) があり、これはシステム/38とAS/400で使われている。TIMIは最近では仮想機械として知られるソフトウェアで実現されている。これはプラットフォームとそこで動作するアプリケーションの寿命を延ばすために設計されたもので、プラットフォーム全体を全く異なるハードウェアに移行してもTIMI自身だけを移植すれば、その上のオペレーティングシステムもアプリケーションもそのまま動作する。このためIBMはAS/400のハードウェアを古いCISCからPOWERに移行させたが、オペレーティングシステム (OS) を含めたソフトウェアは全く変更せずに済んだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「命令セット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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