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和気(わけ)は、岡山県和気郡和気町にある大字である。かつての和気郡和気村にあたる。古くは、分や別の表記もみられた。 古くから別の渡(わけのわたし)と呼ばれ、吉井川の渡し船の地であり、地名もこれに由来する。加えて、高瀬舟の発着地としても栄え、物資・旅客の集散地となり河港として繁栄、近世には岡山藩の船番所も設けられている。 郵便番号は〒709-0451。 == 概要 == 町の南中部、吉井川の左岸にあたり、また吉井川と金剛川の合流点にある地区で、一部は県道をはさんで家並をつくっている〔巌津政右衛門 『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)〕。 明治初期までは中北部の吉井川沿岸の「和気」と、南部の吉井川・金剛川の合流点に三角状に突き出した地域にあたる「曽根」に分かれていた。なお、現在、前者の和気の範囲は「本和気(ほんわけ)」と呼ばれている〔。 吉井川東側を南北に海抜約150mの峻急な丘陵が障壁をつくって、その南端が和気富士とよばれる曽根の城山であり、同山には名黒山城(北曽根城)跡がある〔。 かつては、米、麦、かんぴょう等を主要産物としたが、現在は米以外は衰退している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「和気」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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