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品川用水(しながわようすい)は、かつて品川区域へ農業用水を供給していた用水路である。玉川上水の分水のひとつであり、『上水記』によればその流長は7里半であったとされる。明治末期から大正時代にかけて区域の市街化にともない工業用水路および排水路へと役割を変え、昭和20年代後半に埋め立てられて消滅した。 == 概要 == かつての水路のほぼすべての区間が暗渠化または埋め立てられており、現在ではその経路を確認できる場所は少ない。 玉川上水からの取水口は現在の武蔵野市境にあり、三鷹市・世田谷区・目黒区を経由して品川区に入る。地蔵の辻(現在の品川区小山)で分水し一方は平塚橋を東進、桐ヶ谷村(品川区西五反田)・居木橋村(品川区大崎)を経由して目黒川へ合流し、他方は現在の補助26号線を通り下蛇窪村(品川区戸越)でさらに分水して上蛇窪村(二葉)・大井村へ、細川家下屋敷(現在の戸越公園)を経た流れは南品川宿・二日五日市村(西品川、広町など)を北進し目黒川に注いでいた。品川領下ではこれら以外に多数の分水や末流が存在した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「品川用水」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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