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唐桑町(からくわちょう)は、宮城県北東端にかつて存在した町。2006年(平成18年)3月31日、気仙沼市との新設合併により、新制気仙沼市となり、旧町域の住所にその名を残す。太平洋に面し、三陸海岸の中ほど、複雑な海岸線に富む唐桑半島上にあり、漁業を主な産業とする。岩手県陸前高田市との県境の町でもあった。 == 地理 == 三陸海岸の唐桑半島が町の大部分を占める。町の北部は陸前高田市に接し、広田湾の西側に位置する。南部は唐桑半島の先端部であり、気仙沼湾に通じる。西部は気仙沼市に属する大島の対岸であり、町の西境は大島と本州の間に大島瀬戸と呼ばれる海峡部に終わる。 唐桑半島は北上山系の延長にあり、北西より南東へ細長く海に突き出している。花崗岩質で、海岸部には大理石浜といわれる部分もある。海岸部では山が海に迫って狭く、岩礁や小島、岬に富む。尾根部は北部からだんだんに標高を減じ、太平洋に没して終わる。1964年6月1日, 陸中海岸国立公園(現・三陸復興国立公園)に編入され、1971年1月には海中公園にも指定された。町内には漁港16港を有する。 大島と向かう海岸部を九九鳴浜(くくなきはま)と称し、230メートルにわたって鳴り砂の砂浜が広がる。これは花崗岩質の砂岩による石英の多い砂が音を発するものである。 リアス式海岸のため津波の波高が高くなりやすく有史以来、たびたび津波の記録がある。近代の唐桑村・唐桑町は、1896年の明治三陸津波、1960年のチリ地震津波でそれぞれ大きな被害を受けた。 町内最高点は陸前高田市との境、標高520メートルの笹長根山である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「唐桑町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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