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『唐砧』(からぎぬた)は日本の箏演奏家、作曲家の宮城道雄が作曲した箏曲の楽曲である。作曲されたのは1914年で、宮城道雄が20代のはじめ、朝鮮に在住していたころ作曲した作品である。 == 概要 == 宮城道雄の作品のなかではもっとも初期の作品のうちのひとつ。作曲当初は高低の箏2面と高低の三絃(三味線)2棹の構成であったが、後に低音三味線のパートは演奏されなくなった。宮城の作曲した最初の器楽曲であり、三味線を用いた初めての作品である。朝鮮在住時の作品としてはほかに、1909年に作曲された処女作『水の変態』をはじめ、『春の夜』『初鶯』『都踊』およびいくつかの童曲がある。『唐砧』はそのなかで唯一の器楽曲である。砧とは「''砧は汚れを落とす洗濯の後の仕上げ工程で、皺を伸ばして艶を出すために布を打つ道具、もしくはその行為のこと''」であるが、宮城は朝鮮で砧を打つ音を聴き、「''面白いと思って''〔「朝鮮にて」- 〕」作曲したと随筆「朝鮮にて」のなかで述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「唐砧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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