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唐草模様(からくさもよう)〔広辞苑 第2版補訂版 (1976年)〕 唐草文(からくさもん)〔 (改訂版; 1964年初版), p.132/133〕 とは、葉や茎、または蔓植物が伸びたり絡んだりした形を図案化した植物文様の、日本での呼称。 外国では、〔, 〔, 〔, (màncǎowén)〔などの呼称があてられる。 複数の曲線や渦巻き模様を組み合わせることで、つるが絡み合う様子を表す。写実的なものもあるが、図形的に描いたものでは、左右対称の渦巻き模様などに簡略されたり、多種多様の唐草模様が存在する。 古代ギリシアの神殿などの遺跡でアカイア式円柱などに見られる草の文様が唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから各地に伝播したと考えられている。日本にはシルクロード経由で伝わったとされている。 == 概要 == 異国のモチーフでは、スイカズラ(忍冬〔にんどう〕)をかたどった忍冬唐草(にんどうからくさ)や〔、ブドウを主題とした葡萄唐草〔、またパルメット意匠をもちいたものがある。ギリシアの壺絵〔に例がみられる。 イスラームでは食器、陶板など釉薬でデザインに描かれたり、建築美術でもモスクの天井、壁面の装飾によく用いられる。アラベスクという語は、狭義では唐草文系の意匠を意味するが、広義では、文字系や幾何学系も含む〔。 唐・朝鮮からもたらされた仏教美術、透かし彫りなどにみられるのが、ハス、ボタン、宝相華(ほうそうげ。想像上の花)を唐草と合わせた、蓮華唐草〔広辞苑 第五版〕、牡丹唐草〔、宝相華唐草〔である。 ツタをかたどるものは、蔦花文様(ちょうかもんよう)、蔦蔓文様(つたかずらもんよう)などとも呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「唐草模様」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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