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商船三井ビルディング（しょうせんみついびるでぃんぐ） #東京都港区虎ノ門にある、大手海運会社商船三井の本社ビル。現在、所有権は関連会社のダイビルにあり（三井不動産から商船三井が購入し、ダイビルに売却した）、「虎ノ門ダイビル」が正式名称である〔商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル) （ダイビル）〕。 #北九州市の門司港レトロ地区にある洋風建築（北九州市旧大阪商船）。旧商船三井ビルまたは旧大阪商船三井ビル、旧大阪商船門司支店。 #神戸市中央区の旧居留地にある近代建築。本項で述べる。 ---- 商船三井ビルディング（しょうせんみついビルディング）は、兵庫県神戸市中央区にある近代建築。旧大阪商船神戸支店として竣工したのは1922年（大正11年）である。商船三井ビルと略されることが多い。近代化産業遺産（「旧居留地銀行ビル群、海岸通商業ビル群」の一部）。 == 建築概要 == 旧居留地の南、海岸通に面して建つアメリカルネサンス様式のこのビルは渡辺節の設計、内藤多仲の構造設計によるもの。竣工当時は数少ない7階建てという「高層ビル」であった。渡辺はこのビルを設計するにあたって欧米を視察し、それにより得たものを生かして、テラコッタを外壁に、プラスターを内装に使用する等、日本初となる技術を数多く導入することに成功している。東京の丸ビル（先代）、大阪市のダイビル（大阪ビルヂング）本館亡き今、大正期の大規模オフィスビルとして現存するものは本物件のみとなっている。 外観は1階部分がルスティカ仕上げの石積みで最上部に半円形のペディメントを有する意匠で、建物内部も欧米スタイルで統一され、天井が高く廊下が広い。貨物用として1台のみ残されている手動式エレベーターは米国A.B.SEE社製、自動着床装置なしの完全手動駆動、扉は外扉が窓付き鋼製、籠扉が真鍮製伸縮扉（俗に蛇腹式という）、インジケーターも半円形時計式という創建時のスタイルそのままである。 * ライトアップ日時 - 金土日曜・祝祭日・祝前日・夏休・春休・ 神戸ルミナリエ期間・ゴールデンウイークの、日没から22時。 ファイル:Kobe shosenmitsui03 1024.jpg|南面 ファイル:Kobe shosenmitsui01 1024.jpg|南西面 ファイル:Kobe shosenmitsui02 1024.jpg|ルスティカ仕上げの石積み（西面） ファイル:Kaigan bld01 2048.jpg|南東面（隣は海岸ビル） 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「商船三井ビルディング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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