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啓蒙かまぼこ新聞(けいもうかまぼこしんぶん)は、中島らもが、関西の練り製品メーカー、かねてつ食品(現・カネテツデリカフーズ)の知名度の向上を目的として、連載されたシリーズ広告である。 == 概要 == 当時大阪に存在した広告代理店、日広エージェンシーに広告マンとして勤務していた中島らもが、かねてつ食品の知名度を向上させるべく、1982年(昭和57年)より開始したシリーズ広告。同年雑誌『宝島』にて連載開始。翌1983年(昭和58年)には、『プレイガイドジャーナル』(こちらは4コマ漫画をメインとした内容となっており、「微笑家族」と命名される)にも連載が始まる。 広告に全く興味を持たない層に対し、新聞記事風にレイアウトされた2ページの中で、中島本人の手による、同社の練り製品とは、凡そ無縁のコラムや悩み相談、かねてつのマスコットキャラクタ、てっちゃん・ぶきみ父ちゃん(中島が勝手につくり上げた、てっちゃんにサングラスをかけさせただけのキャラクタ)の2人が登場する不条理な内容の3コマ漫画や、読者から寄せられたイラストが掲載されるなど、商品写真があり、それに補足するキャプションというフォームに、アンチテーゼを突きつけたかのような、従来の広告コンセプトを逸脱した破天荒な内容で、若い世代を中心に話題を呼ぶと共に、これまで西日本の練り製品メーカーの雄ではあったものの、紀文などの大手メーカーに阻まれ、中々東日本に攻め込めなかった、かねてつ食品の名を全国に浸透させる切っ掛けとなったシリーズ広告である。 毎月の連載には、連載の回数の表示ともなる「NO~」と、全国紙の全面広告をパロディ化した”全面~広告”(人喰い、大食い、など入る表現はそれぞれ違った)という題字がつけられていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「啓蒙かまぼこ新聞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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