|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 多 : [た] 1. (n,pref) multi- ・ 川 : [かわ] 【名詞】 1. river 2. stream ・ 常 : [とわ, じょう] 1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality ・ 麿 : [まろ] 【名詞】 1. (1) (arch) you 2. (2) (person having) thin or shaved eyebrows
常麿(つねまろ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。 == 来歴 == 現在、ニューオータニ美術館所蔵の肉筆美人画「蠶図」(絹本着色)の1点のみがその作として知られており、文化から文政にかけての頃の作とされる。この絵には「常麿」の落款があるが、その下に捺されている印章には「高麿」とあり、落款と印章でなぜ名が食い違っているのかは不明である〔『幻の浮世絵美人たち』は印文不明の印と「麿」の印とする。〕。「蠶図」は若い娘が蠶(蚕)の世話をする様子を描いたもので、蚕の世話をする絵の作例は既に鈴木春信などにもあるが、それらは伝統的な「耕織図」を意識して画題に取り上げたものであり、本図は若い娘の容姿を主眼としている。娘の顔には喜多川歌麿の画風が伺われ、名に「麿」の字を使うところから、『幻の浮世絵美人たち』では歌麿の門人と推測されるとしているが明らかではない。ただし『肉筆浮世絵大観』は「蠶図」の描写に不慣れな点が見られるので、「絵師を本業としない人物」だったのではないかと述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「常麿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|