|
(n) nutrition・ 営養 : [えいよう] (n) nutrition
栄養(えいよう、)とは、生物が体外(外界)から物質を摂取し、それを体を構成したり(維持したり)生活活動を行ったりするのに役立たせる現象。以前は「営養」と表記されることも多かった。 なお「栄養」は体外から取り入れられる物質のことも指している〔デジタル大辞泉【栄養】〕〔大辞林【栄養】〕が、取り入れられる物質は、より厳密には「栄養素」と呼ばれる。 == 概説 == 栄養とは生体が外界から物質を取り込むことや、とりこむことにより体の機能を維持したり高めたりすることである。別の表現をすると、口から入った食品を消化・分解・吸収などを通して利用する、健康に生きてゆくための様々な営みを指すための総称である〔『見てわかる!栄養の図解事典』p.10〕。 生物はこうした栄養という営みを通して体を構成する成分を作り、体内でエネルギーを生み出して生きている。 日常的には「栄養」という言葉で栄養素も指し、さらには栄養素を含む食品まで指すことがある〔。ただし学究的な場では「栄養」「栄養素」と呼び分けることが好まれることが多い。なお、英語でも「nutrition」という語は栄養、栄養素、および栄養を含む食品全般を指して用いられており、しかもnutrition=食品という用法はきわめて一般的である。 栄養は3つの段階に分けることができる〔PDQがん用語辞書(2010年11月閲覧) 〕。第一段階は、食物や飲み物を体内に取り込む〔PDQがん用語辞書(2010年11月閲覧) 〕。第二段階は体が食物や飲み物を栄養素に分解する〔PDQがん用語辞書(2010年11月閲覧) 〕。第三段階は栄養素が血流を通って体の他の部分にまわり、"燃料"(エネルギー源)としてあるいは他の目的(体の組織を構成するためなど)に使われる〔PDQがん用語辞書(2010年11月閲覧) 〕。人間はからだに十分な栄養を与えるために、主要な栄養素を含む食物を食べ、飲み物を飲まなくてはならないのである〔PDQがん用語辞書(2010年11月閲覧) 〕。 栄養素は一般的には食品から摂取する。食品や食事の面から栄養を研究する学問が栄養学である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「栄養」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nutrition 」があります。 スポンサード リンク
|