翻訳と辞書
Words near each other
・ 嘉応
・ 嘉応の強訴
・ 嘉悉王
・ 嘉悦大学
・ 嘉悦大学の人物一覧
・ 嘉悦大学短期大学部
・ 嘉悦女子中学校
・ 嘉悦女子中学校・高等学校
・ 嘉悦女子短期大学
・ 嘉悦女子高等学校
嘉悦孝
・ 嘉悦孝子
・ 嘉悦学園
・ 嘉悦康人
・ 嘉悦朗
・ 嘉悦氏房
・ 嘉悦秀明
・ 嘉慶
・ 嘉慶 (中国)
・ 嘉慶 (日本)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

嘉悦孝 : ミニ英和和英辞書
嘉悦孝[かえつ たか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [えつ]
 【名詞】 1. self-satisfaction 2. rejoicing
: [こう]
 【名詞】 1. filial piety 

嘉悦孝 : ウィキペディア日本語版
嘉悦孝[かえつ たか]

嘉悦 孝(かえつ たか、慶応3年1月26日1867年3月2日) - 昭和24年(1949年2月5日)は、熊本県熊本市本山町出身〔熊本教育振興会編 『肥後の人物ものがたり』 熊本教育振興会、1988年、158-159頁〕の女性教育者。明治36年に日本初の女子商業教育校、私立女子商業学校を創立。学校法人嘉悦学園創立者。孝子とも。
== 人物 ==
孝の父である嘉悦氏房は熊本藩の儒学者、横井小楠の教えを受けていた。孝は幼いころから父を通して学問を学び、実学思想を身に付けていった。彼女が女子の経済的自立に関して考えるに至った経緯として、父である嘉悦氏房が経営していた緑川製紙場で女工として働いていたということがある。成長してからは東京の成立学舎女子部で学び、教育への理解を深めていった。卒業後、同校にて教鞭を取り、日本女子教育会講師などを勤めた後に明治36年(1903年)に私立女子商業学校を創立した。
学校の創立にあたり、金銭面の工面に苦労したようであり、鉄道債などを購入して運用していたが、購入時の価格よりも価値が下落したことから目の前が真っ暗になったと語っている。
同時期に商業教育の援助を行っていた渋沢栄一を訪れ、日本女子高等商業学校の新校舎建設に掛かる費用援助を申し入れている。渋沢栄一は日本女子高等商業学校建設後援会の発起人を受諾し、建設資金を寄付した。また、渋沢栄一は没するまで、同校の顧問を務めていた。
渋沢栄一伝記資料第45巻

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「嘉悦孝」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.