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四つ仮名(よつがな)とは、ジ・ヂ・ズ・ヅの4つの仮名をいう。現代日本語の多くの方言において、これらの音韻の発音の統合が起きていることに言及するために使われる術語である。 == 歴史 == === 鎌倉時代 === 鎌倉時代頃の京都では、シ、チ、ス、ツはそれぞれ 、 、 、 という発音であり、チ、ツはタ、テ、トと同じく破裂音であった。ジ、ヂ、ズ、ヅはそれぞれ清音に対応する有声音で、 、 、 、 であった。現在の表記では、チ、ツ、ヂ、ヅがそれぞれ「ティ」「トゥ」「ディ」「ドゥ」のような発音であったと考えられる。シとスは現代と同じ発音だった。この段階では「ジ、ズ」は摩擦音、「ヂ、ヅ」は破裂音で発音の差は大きく、京都では四つ仮名はそれぞれ発音がはっきり違う仮名として使い分けられていた。ただし、1251年に書写された観智院本『類聚名義抄』にクジラとクヂラの両方の表記が見られるなど、個別の単語の中には古くから と が交替するものがあった〔沖森卓也編 『日本語史』 桜楓社、1989年、72頁。〕。また、安房国(現在の千葉県南部)で生まれ育った僧である日蓮(1222年 - 1282年)の書簡には、「嫁がづ」(本来は「嫁がず」)「ぢうあう(縦横)」(本来は「じゅうわう」)などのように混同した例がかなり見られることから、関東地方では後述する音韻変化が数世紀先行して起こっており、それが西へと広がっていたと考えられている。現在の方言の状況から、東北地方ではさらに音韻変化が先行していた可能性もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四つ仮名」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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