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四五式十五糎加農砲は、明治末から大正初期に大日本帝国陸軍が設計開発した重砲である。制式には四五式十五糎加農と記載された。 == 概要 == 本砲は四五式二十糎榴弾砲の次に開発された重砲である〔佐山『大砲入門』317頁〕。日露戦争の戦訓から、堅固な野戦築城陣地の攻撃・防御用、海岸防衛を企図して設計された。また強固な目標の撃破、遠距離からの人馬の殺傷を目標とし、大威力が追求されている。移動には車輌・人馬を使用して運搬できることが必要とされた〔技術審査部『45式15珊加農及同34珊榴弾砲制式制定の件』11画像目〕。開発当初、復座機にバネ式を採用したが、後、空気式復座機に換装された。後座長は1.2mである。初速800m/sを発揮するが、高初速であることから砲身内部の傷みが早く、約1,000発の射撃で焼蝕が発生した。このため通常の演習では減装薬を装填した。また分解輸送のために車輌を編成した。これらは二十糎榴弾砲の経験を取り入れたものである。開発から四年半で完成に至った〔佐山『大砲入門』317頁〕。戦歴としては青島攻囲戦から太平洋戦争まで使用された〔佐山『大砲入門』317頁〕。 本砲の制式制定に関し、大正元年(1912年)12月5日、陸普第一三一九号により上奏の件が通達された〔技術審査部『45式15珊加農及同34珊榴弾砲制式制定の件』21画像目〕。12月9日、制定に関し異存のないことを参謀総長が回答している〔技術審査部『45式15珊加農及同34珊榴弾砲制式制定の件』46画像目〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四五式十五糎加農砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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