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四点 : ミニ英和和英辞書
四点[してん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よん]
  1. (num) four 

四点 : ウィキペディア日本語版
四点[してん]

四点(してん)とは、軟式テニスボールを使う子供遊びのひとつであり、ハンドテニスの変形ともいえる。ドッヂボールなどが使われる場合もある。また、スペースを六つにした六点(ろくてん)という派生ルールも存在する。地域によっては「大学」「大学おとし」「てんちょう(もしくは "てんちょ" - 天 & 丁)」「4人テニス」といった呼び方もする。昭和40年代50年代に隆盛を極めた。
== ルール ==
いくつか派生ルールがあるものの、大凡は以下のとおり。
大抵4人以上で行われるが、3人でも三点として遊ぶことも可能である。
まず地面に大きな四角を描き、それを四つに区切る。上空から見ると漢字の「」の形になるが、逆に四角を描かずに十字だけのこともある。これがフィールドとなり、その中心部(「十」の交点付近)に以下の役職名もしくは階級名を書き入れる事でゲームの環境が整う。
*「社長」「部長」「課長」「平」(企業の役職を模したもの)
*「天」「大」「中」「小」
*「元」「大」「中」「少」(元帥大将中将少将の略)
*「大」「高」「中」「小」(大学生高校生中学生小学生の略)
次にジャンケンなどでプレイヤーの役職(階級)を決め、対応するマスに入る。4人以上の場合、マスに入れなかった人は地獄となって、フィールド外で待機状態になる。
最上位にあたる役職(階級)のプレイヤーがボールを取り、任意の相手にボールを打ち付ける(サーブ
ことでゲームの開始となる。以降のルールは次のとおり。
*打たれたボールは一度自分のマスに着かなければならない。
 *相手のマスやフィールド外に直接着いた場合は打ち手のアウト。
 *自分のマスで2回バウンドするとツーバン(ツーバウンドの略)で打ち手のアウト。
 *自分のマスに着く前、着いた後を問わず、十字の線にかかった場合は、打ち手のアウト。
*打たれたプレイヤーは、境界を越えたボールが一度自分のマスに着いた(ワンバンと呼ぶ/ワンバウンドの略)のを確認してから、これも任意の相手に手で打ち返す。
 *境界を越えたボールがノーバンでフィールド外へ出た場合は打ち手のアウト。
 *ボールが自分のマスに着く前に打ってしまった場合は、ノーバン(ノーバウンドの略)でアウト。ただしこれをセーフとするローカルルールもある。
 *ワンバンしたボールを打ち返せずフィールド外へ逃した場合はそのマスのプレイヤーのアウト。
 *境界を越えたボールが同一のマスで2回バウンドするとツーバンで、そのマスのプレイヤーのアウト。
*境界を越えたボールがあるマスを通過して他のマスに達したときは、次の判定となる。
 *前のマスをノーバンで通過した場合は次のマスのプレイヤーの責任。
  *次のマスもノーバンでフィールドへ出れば打ち手のアウト。
 *前のマスをワンバンまたはツーバンで通過した場合は前のマスのプレイヤーの責任(実質的に打ち返せなかったためアウト)。
アウトの場合は降格となり、次の異動が発生する。ここでは企業の役職を例にとる。
*社長が降格→地獄に。この場合は部長が課長となり、平が課長、地獄が平となる。地獄がいない場合は平に堕ち、他は順に昇級する。部長と入れ替わるだけのローカルルールもある。
*部長が降格→課長に、課長は部長に昇格。
*課長が降格→平に、平は課長に昇格。
*平が降格→地獄の最下位に、地獄の最上位の人→平として入社。地獄がいない場合はそのまま。
ということになる。
ここまでを一つのセットとし、再び次のプレイに入る。このとき、社長か前のセットでの勝者または敗者がサーブ権を持つ(ゲーム開始前に取り決める。たいていは地域ごとに暗黙の了解となっている)。
このゲームから派生したものとして、「六点」がある。社長の上に「会長」、社長の下に「役人」を置き、フィールドも大きくなるが基本的なルールは同じ。上記で述べた「三点」も同じ。三点の場合、部長が消えて「社長」「課長」「平」となる。
このゲームが強い人は、「四点」と「四天」をかけて、「四天王」と呼ばれることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「四点」の詳細全文を読む




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